韓国の有名俳優キム・スヒョン（37）と故キム・セロンさん（享年24）の遺族らなどとの告訴告発事件が、計10件になった。韓国メディアNewsenは20日「警察が2人関連事件10件捜査中」の見出しで、告訴と告発の異例の多さを報じた。
記事によると「ソウル警察庁の関係者は『19日午前、ソウル市内の庁舎で行われた定例記者懇談会で、キム・スヒョン側の計7件、故キム・セロンさん側の3件の関連事件が受理されたものと把握している』と明かした」という。
警察によると、故キム・セロンさん側がキム・スヒョンを相手に提起した児童福祉法違反事件、キム・スヒョン側がAI操作疑惑を提起して告訴した事件などだった。他にも、最初の2人の関係を明かしたYouTube（ユーチューブ）チャンネルの運営者、また別のユーチューバーら、複数人が絡んでいる状況だ。
同メディアは「警察によると、まだ双方の被告発人調査はすべて行われていない。キム・スヒョン側が提起した告訴事件は現在、告訴人側と出席日程を調整中だ」と報じた。
またキム・スヒョン側が、YouTube運営者を情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉毀損（きそん）)罪で告訴し、120億ウォン（約12億円）相当の損害賠償請求訴訟を起こすなど、法的な攻防が続いている。
