＜広島－ヤクルト＞◇20日◇マツダスタジアム
俳優鈴木福（20）がマツダスタジアムでは2年連続となる始球式を行った。
大の広島ファンの鈴木は背番号「29（ふく）」のユニホーム姿でマウンドへ。まずは昨年同様に“マエケン体操”を披露し、ユニホームの下に着用した同姓の鈴木初勝利Tシャツを見せた後には、左腕から本家顔負けのアンダースローでノーバン投球に成功した。
「昨年と同じじゃ面白くないので、何かできるかなと考えたときに巡り巡った縁を感じたので、鈴木つながりということでやらせてもらいました」。球場を沸かせた投球に、本人も「ノーバンでいったらいいというのと、相手選手に当てないようにと気をつけていたので、95点ぐらいはあげてもいいかな」と自己評価した。
X（旧ツイッター）では鈴木のプロ野球界でも珍しい左投げのアンダースローについての書き込みが相次いだ。「福くん見事な変速左腕で草」「鈴木福って左アンダーなの？wwwwwあのマルモのおきてに出てた福くんが。。。」「福くん左のアンダースローなのえぐい」「鈴木福、左のアンダースローで草 レア過ぎるだろ」「左アンダースローの鈴木福とった方がいいのでは笑」「左のアンダースローwwwwww プロ行きましょう福くん」などのコメントが寄せられた。
プロ野球界では、左下手投げの投手は過去にもほとんどいない。球界には総じて右打者が多く、左投手の球筋が見えやすい。下手投げは球速が出づらく、左腕のほとんどが上手投げ。
