
歌手橋幸夫(82)が昨年末に医師から「アルツハイマー型認知症」と診断を受けたことを20日、所属する「夢グループ」石田重広社長(66)が都内の記者会見で明かした。
橋は昨年8月から「夢グループ」主催の全国公演「20周年記念コンサート」に出演しているが、認知症を疑われるような言動などがあったために医師の診断を受けたという。
年明け後も医師の指導を受けながら芸能活動を続けてきたが、事務所では「ここ最近の本人の様子をみますと、お客さまに100%お楽しみいただけるステージをお届けできる状態ではない」と判断。橋本人と今後の活動についての話し合いを行った。橋は「歌手として最後までやりとげたい」との強い希望があり、事務所としても「その希望を何とかかなえたいという気持ちもございます」としている。