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69歳大地真央、芸歴52年で映画初主演「何かを始めるのに遅すぎるのはない」コシノアヤコ氏演じる


大地真央が映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」の完成披露上映会に登場。日本ファッション界の草分けコシノアヤコの生涯を描く物語で主演を務め、15歳から92歳までの77年間を一人で演じるというチャレンジを果たした。宝塚でのキャリアを経て、意外にも映画初主演となる大地は、役の奥深さに惹かれ出演を決意したと述べた。彼女は特に難しかった15歳役を「楽しかった」と振り返り、コシノアヤコの人生から「何かを始めるのに遅すぎることはない」と学んだと語った。共演した子役たちからは「優しい」との称賛が寄せられた。

映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」完成披露上映会の舞台あいさつで笑顔を見せる主演の大地真央(撮影・たえ見朱実)

女優の大地真央(69)が、主演映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」(曽根剛監督、23日公開)完成披露上映会に登壇した。日本ファッション界に革命を起こし、デザイナーの草分け的存在でもあるコシノアヤコ氏の生涯を描く物語。

コシノアヤコを演じた大地は、1973年(昭48)の宝塚歌劇団入団から、実に芸歴52年。長いキャリアを持つが、今回が意外にも映画初主演。15歳から92歳までの77年間を一人で演じた。オファーをもらい、本や資料を読み進めるうちに「なんて魅力的な方なんだろうと」と人物像にひかれて出演を決意。「おこがましいですけど、やらせて頂こうと。始まったら楽しかったんです」と難役に挑んだ撮影期間を振り返った。

舞台作品では、マリーアントワネットなどの役の生涯を演じた経験はあるが、映像作品では初の挑戦。「一人の方の人生を一人の役者が生きるというのには共感したんですけど、いざ私ということで最初はちゅうちょしました」と回想。一番難しかった年齢は少女期の「15歳です」と回答。難しくもありつつ「楽しかったんですよ。何てずうずうしいんでしょう。気分はなりきってました」と恥ずかしそうに笑った。 

名言も多いことで知られるコシノアヤコ氏の人生を演じて学んだことは「何かを始めるのに遅すぎることはない」ということ。「今の私にもすごく響きましたし、何かをチャレンジすることに当たり前に感じていたけど、すごく刺激を頂きました」とかみしめた。

母親役の大地について子役の3人は「優しい」と口をそろえた。永尾柚乃(8)は「現場で『寒くない?』とかすごくやさしくて。演技も素晴らしいんですけど、ホントすごいんです。う~ん」とうなりつつ「本当に優しい!その言葉しかない!」と絶賛。大地も「3人とも女優。私も勉強させてもらいました」と感謝した。

会場にはコシノヒロコ、コシノミチコも駆けつけて作品の上映を見守った。

コシノアヤコの娘で日本を代表するデザイナーのコシノヒロコを黒谷友香(49)ジュンコを鈴木砂羽(52)ミチコを水上京香(29)が演じた。幼少期の三姉妹はヒロコを浅田芭路(11)ジュンコを永尾柚乃(8)ミチコを江原瑠莉(5)が演じた。

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