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放送人グランプリ2025受賞作品・受賞者発表 大賞は史上初の大河ドラマ


「放送人グランプリ2025」が発表され、NHK大河ドラマ「光る君へ」がグランプリを受賞しました。2001年の賞創設以来、初めて大河ドラマが選ばれました。「光る君へ」は紫式部などを描き、個人の創造性を強調する作品として評価されました。制作統括の内田ゆき氏は、「大河が大賞をいただくのは大変光栄です」と感謝の言葉を述べました。これにより、後進にとっても新たなヒントとなることを期待しています。他の受賞作品には福井テレビや文化放送のドキュメンタリー、阪神・淡路大震災のプロジェクトなどが含まれます。贈賞式は24日に予定されています。

「放送人グランプリ2025」発表会に出席したNHK大河ドラマ「光る君げ」制作統括内田ゆき氏

一般社団法人放送人の会は13日、東京・渋谷区のNHKで、「放送人グランプリ2025」受賞作品および大山勝美賞の受賞者を発表した。

「放送人グランプリ」は毎年度の放送から「放送人の会」会員が推薦した番組や放送人を顕彰する“放送人の、放送人による、放送人のための賞”で、今年が24回目。また、大山勝美賞は同会代表幹事を長年務めた同氏の名を残し、その遺志を継ぐため、優れたドラマクリエーターを表彰するもので、今年が11回目。

グランプリはNHK大河ドラマ「光る君へ」が受賞。2001年の開催以来、大河ドラマの受賞は史上初。選考委員を務めた渡辺紘史氏は、「暴力や政治力ではなく、個人の創造性で人生をきりひらいた女性を描いた」と受賞理由を説明。また、NHKテレビ小説「虎に翼」、TBSドラマ「御上先生」が「際立って候補に上がっていた」と明かした。

「光る君へ」制作統括の内田ゆき氏が出席。「大河は大きな賞をいただけることが少ないので、大賞をいただけて光栄でありがたく思います。これまでの歴史でも初なので、身に余る光栄です」と感想を述べた。

また、「働く女性としての紫式部と、周りを取り巻く貴族たちの政治や登場人物の浮き沈みといった大きな時代のうねりを描いたこと、天皇などこれまでアクティブに描かれなかった人々の動きを描いたことに評価を受けたことに感謝しています」と続けた。

大河ドラマは現在放送中の「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」が64作目。「どこに新しいネタ、切り口を求めるかを考えねばならない時代」とし、「私たちが異色の大河で評価をいただいたことが、後輩たちにとってより大きな励み、ヒントになると思っています。一生懸命やってよかったです」と語った。

贈賞式は24日、東京・千代田区のNHK千代田放送会館で開催される。

受賞作品は以下の通り。

◆グランプリ大賞 NHK大河ドラマ「光る君へ」

◆グランプリ優秀賞 福井テレビ開局55周年記念ドキュメンタリー「罪の壁 危険運転致死傷罪の23年」、「ニュースパレード」文化放送とNRN加盟33局、NHKスペシャル「封じられらた“第四の被曝”-なぜ夫は死んだのか-」

◆グランプリ特別賞 「阪神・淡路大震災30年関西民放NHK連携プロジェクト」、手塚孝典氏(信越放送)、落合恵子氏

◆大山勝美賞 飯田和孝氏(TBSテレビプロデューサー)、水野格氏(日本テレビディレクター)

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