
タレント渡辺正行(69)が12日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。
証券口座が乗っ取られ、不正売買が3000億円超になっているとのニュースに関連し、自身のネット通販のパスワードについて、非常に危険とされている「使い回し」について「やってますねぇ…」と告白した。
渡辺は4月7日のサン!シャインでトランプショックによる乱高下で、自身の保有株の下がり方に「どうしてくれるんだ」などの悲鳴を上げていた。証券口座についての話題だけに、MCの谷原章介から「大丈夫ですか?」と問われた渡辺は「いやぁ、株はちょっと戻ってきてるんでね。そこはよかったんですけれども」と保有株の一定の持ち直しを告白。その上で「これですよ」と、証券口座の不正アクセスによる乗っ取り被害のニュースに言及。「ちょっとびっくり。すぐニュースがあった時に、証券会社に(連絡して)全部調べて、俺は大丈夫だった」と語り、さらに「でも僕、複数の証券会社を(利用して取引を)やっているんですよ」などと次々に語り出した。これにカズレーザーが「リーダー、本当にぽろっとやばいこと言いそうになることある」とツッコむと、渡辺は「それ言って。俺ダメだったら言って」と語った。
この特集では、不正アクセスについての識者として、犯罪ジャーナリスト多田文明氏、サイバーセキュリティー会社「トレンドマイクロ」の成田直翔氏が出演した。
カズレーザーは「こういうニュースになって、いったん調べて、守られてたって安心した結果、二段階(認証)になってない構図はまだ残っていると思う。そこ、また狙われると思います」と指摘。渡辺がはっとしたように「俺だ!」とひと言。カズが「自分だって言わない方がいいです。狙われますよ」とツッコミを入れた。
口座乗っ取りの主な手口はフィッシングメールによって偽サイトに誘導し、IDとパスワードを入力させるというもの。成田氏のアドバイスとして、買い物サイトなどで同じパスワードを使い回していた場合、その情報が漏えい、悪用される場合もあると紹介された。
谷原から「やってますか、リーダー」と問われた渡辺は「やってますね」と、ポロリ。カズが「狙われますよ」とツッコむ中「メールはどんどん削除している」とフィッシングメールを開封したりはしてないとしつつ「ネットの買い物とか、そういうものは…やって、るんで…」と次第に不安げに…。谷原から「もしかして、そこのパスワードは共有?」と問われ「してますねぇ…」と告白した。カズは「全部言ってるじゃないですか」とツッコミ、谷原は「変えた方が良いですよ」とパスワード変更を勧めた。