
韓国の13人組男性グループ、SEVENTEENが11日、さいたまスーパーアリーナで、2年ぶりとなるファンミーティングを開催した。JEONGHAN(29)WONWOO(28)は兵役のため欠席となり11人の参加だったが会場を沸かせた。
イベントのタイトルには「HOLIDAY」が掲げられ、「CARAT(カラット=ファンの呼称)と一体となり、思い切り笑って最高の休日を楽しむ」という思いが込められている。
ステージに用意された3つの大型ビジョンにメンバーの顔がそれぞれ流されるたびに歓声が上がり、ペンライトが振られた。オープニング曲「Holiday」のイントロが流れると観客は総立ち。ステージにメンバーが登場し「会いたかった!」と叫ぶと、絶叫に包まれた。
3曲続けてパフォーマンスを披露。その後のオープニングトークでJUN(28)は、韓国語で「今日、最終日なので、沢山のエネルギーを送ってください!」と会場に呼びかけ、コール&レスポンスを実施。日本語で「世界一の最高です!」と満足そうにほほ笑んだ。
ファンを癒やすというコンセプトの「ヒーリングツアー」と称するゲームも実施。富士山登山を仮定し、CARATを山びこに見立てて呼びかけたが、S.COUPS(29)が「大好き!」と叫ぶと、山びこではなく悲鳴にも似た絶叫が返ってきた。
この日、日本初パフォーマンスの5曲に加え全22曲を披露。約3時間をライブ、トーク、ゲームと全力で駆け抜けた。4月の大阪公演も含むと、計18万人に至福の“休日”を届けた。【川田和博】