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古舘伊知郎が意識した関西のレジェンドアナ列伝「やっぱり印象的」 明石家さんまと名実況回顧


フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、関西のレジェンドアナウンサーに影響を受けたと語った。古舘は独自のフレーズを駆使し、プロレスやF1シリーズの実況で知られている。番組中、明石家さんまは古舘の実況スタイルについて、元ABCテレビの植草貞夫や競馬実況の杉本清の影響があるのかと質問。古舘は植草アナのドラマティックでリズミカルな実況を意識していたと述べ、「トゥ~ベェ~イス」のような引き伸ばし表現が印象的だったと振り返った。また、杉本アナの名フレーズやアクシデントへの即興対応にも触れた。関西のアナウンサーたちは独特な表現で印象を残し、古舘のスタイルにも影響を与えたことがうかがえる。

古舘伊知郎=18年11月

フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が10日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時=関西ローカル)に出演。意識をしていたという関西のレジェンドアナウンサーについて言及した。

プロレスの実況や、自動車のF1シリーズの実況で知られた古館。特にF1では、有名レーサーに「音速の貴公子」や「妖怪通せんぼじじい」「走るメンズノンノ」「顔面バッキンガム宮殿」など、独自のフレーズを名付けて実況したことでもおなじみとなっている。

そんな古舘について、明石家さんま(69)が「つかみのフレーズって、(元ABCテレビの)植草(貞夫)アナウンサー、甲子園ね。それから競馬実況の杉本(清)さん。関西ばっかりやってん、そういう口調。(古舘は)東京で珍しく、独特のワードを持った」と言及。「やっぱり意識しました?」と問いかけた。

古舘は、「もう『熱闘甲子園』の時の植草さんなんて…東京のアナウンサーは普通に『トゥーベース』とか言うじゃないですか。(植草アナは)『トゥ~ベェ~イス』って引っ張るんですよ。これがやっぱり印象的」と話した。

植草アナといえば、ABCテレビの名物アナで、高校野球や阪神戦中継で知られた。PL学園時代の清原和博氏の活躍を評して「甲子園は清原のためにあるのか」の名フレーズを生んだ。

さんまは、「阪神戦なんか、(植草アナが)『田淵が打った! 河埜見上げる雨の空』って言わはるねん。(元巨人の)河埜(和正氏)ってショートなんですよ。ショートが見上げる雨の空って、もう打った瞬間ホームランっていうことやねん」と名調子を回顧。

古舘も、「しかもトトトン、トトトン、トトトンって七五調だから、これがもう、すとーんと来るわけですよ」と、植草アナの実況が耳に心地よいリズムであることを説明した。

さらに古舘は、「競馬の杉本清アナウンサーだったら、かっこいいのは『何もない襟裳から春を告げるかエリモジョージ』とか言うんですよ」と、杉本アナの名調子にも触れた。

「ある時、第4コーナーを回って、残りあと200メートルのハロン棒を通過っていうところで、その4コーナーを一番いいところで押さえているカメラさんが、アクシデントで揺れたんですよ。そしたら杉本アナウンサーが『第4コーナー、カメラさんも揺れる注目のコーナー』って言いましたからね。全部アクシデントもうまく」

杉本アナがアクシデントにも見事に対応しながら実況したことを振り返っていた。

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