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青山和弘氏、石破首相の政治資金疑惑「野党の追及も尻すぼみに」見通し


石破茂首相が政治資金パーティー券の代金を政治資金収支報告書に記載していなかったと報じられ、疑惑が浮上しています。青山和弘氏は、もし事実なら首相辞任に値する事態だが、刑事的には時効かもしれないと指摘。立憲民主党の野田佳彦代表は石破首相に弁明を求めるも、青山氏は政倫審では法的拘束力がなく、曖昧な結果になりがちと述べています。一方で、元内閣官房参与の藤井聡氏は証人喚問を求める意見を示し、偽証罪の重さを指摘しました。お笑い芸人ほんこんは、この問題が時効で済まされることに疑問を呈し、野田氏の対応を参院選の駆け引きと批判しました。

石破茂首相(2025年3月撮影)

元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏(57)が10日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。石破茂首相(68)の政治資金疑惑報道について解説した。

石破首相をめぐっては、7日の「文春オンライン」が、支援者男性から政治資金パーティー券の代金などとして計3000万円以上を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかった、などと報じた。これに対し、石破首相は報道内容を否定している。

青山氏は「もし事実であれば、総理大臣がこのようなことをしていたというなら辞任ものなんですが、一方で刑事事件的には時効にかかっている可能性が高い。例えば東京地検特捜部が動く可能性はほとんどない。結局、証拠があるのかないのかって水掛け論になる可能性がある」とし、「野党の追及も尻すぼみに終わっちゃう可能性もかなりあるんじゃないか」と見通しを示した。

立憲民主党の野田佳彦代表(67)は、石破首相に「政倫審に出席してきちんと弁明を」と求めたが、青山氏は「政倫審というのはただの弁明の機会ですから。ここには法的な拘束力もないし、偽証罪とかもないので、『ありません』と言われて『ああ、そうですか』となっちゃう可能性が高い」と指摘した。

元内閣官房参与で京大大学院教授の藤井聡氏(56)は「政倫審というのは倫理をただす場であって、むしろ疑惑がある人は自分の潔白を証明する場なんですよ。むしろ(野田氏は)援護射撃してるんですよね」と話し、偽証罪が適用される証人喚問をするべきだと主張。

青山氏も「偽証罪は時効がないんですよ。10年前の話であっても、うそをついたらそれは有罪になる。なので、本気でやるんだったら、確かに証人喚問っていう手はあるんですが、まず政倫審からという言い方をしていると、たぶん国会が終わって参議院選挙になっちゃう」と述べた。

これを受け、お笑い芸人ほんこん(61)は、「時効というのが…これ時効で済まされるのかと思う。この人(石破首相)ね、安倍派の不記載の時、ガンガンやっとったで。あの人ら誰も捕まってないじゃないですか」と述べた。

さらに、野田氏の「弁明を」との発言に「弁明って。弁解やろ? 何を言うてはんのんって思うねん。『石破さんで夏までいってくれと。そしたら俺らがちょっと勝てるのんちゃうか』という駆け引きやろ? 俺でも分かんねんで」と、今夏の参院選をめぐる駆け引きであるとの見方を示して憤慨していた。

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