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英ヘンリー王子のインタビュー巡りBBCが声明発表「ジャーナリズムの基準満たしていなかった」


ヘンリー王子はBBCのインタビューで、英国滞在中の警護を巡る政府の決定に不満を述べ、国王との対話を試みているが応じてもらえないと暴露しました。また、国王の健康状態についても言及し、和解を望む意向を明らかにしました。これに対し、BBCは報道の基準を満たしていなかったとして公式声明で謝罪し、内務省やバッキンガム宮殿の見解を反映すべきだったと認めました。このインタビューは王室や世間に衝撃を与え、称号はく奪を求める声も上がっています。著名作家ヒューゴ・ビッカース氏は王子の行動を批判し、王室に同情を示しています。

ヘンリー王子(ロイター)

英国のヘンリー王子のインタビューが物議を醸す中、英BBCが「報道において期待されるジャーナリズムの基準を満たしていなかった」と認める声明を発表した。王子は2日、2020年に英王室を離脱したことに伴って英国滞在中の警護を格下げした政府の決定の覆しを求める控訴院の申し立てを棄却された後、BBCのインタビューに応じた。

インタビューで王子は、国王と警護について話し合おうとしたが口をきいてくれないと暴露。さらに、がん治療中の国王の余命があとどれほどか分からないとも話し、和解を望んでいることを明かして世界を驚かせた。

BBCは、公式サイトで訂正と説明を含む声明を掲載し、「我々は、この件やその他の疑惑に対してて適切に反論することができなかった。この件は最終的に内務省の責任であり、我々は内務省の見解を反映すべきだった」と記している。さらに「バッキンガム宮殿の様子を伝えるべきだった」とも述べ、「これは私たちの通常の高い編集基準に欠けていた」と付け加えた。

バッキンガム宮殿はBBCのインタビューを受け、「これらの問題はすべて裁判所で繰り返し綿密に審査され、毎回同じ結論に達している」と声明を発表していた。

世界と王室に衝撃を与えたインタビューを巡っては、英作家でジャーナリストのヒューゴ・ビッカース氏が「王室に心から同情する」「王子はインタビューを受けるべきでなかった」と非難するなど、世間のひんしゅくを買い、「称号はく奪」を求める声も高まっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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