AKB48村山彩希（27）の卒業コンサート「＜昼の部＞～劇場が教えてくれたもの～」「＜夜の部＞～りんごの花が咲く頃に～」が6日、東京ガーデンシアターで行われた。夜の部には卒業メンバーが続々出演。卒業生の岡田奈々（27）、昨年芸能界を引退した茂木忍さん（28）も登場し、向井地美音（27）と4人で「ゆうなぁもぎおん」としてのパフォーマンスを行った。
先輩後輩の枠を超え、友情で結ばれた村山、向井地、岡田、茂木さんのユニット「ゆうなぁもぎおん」。チェック柄の衣装をまとい、横並びになった4人にライトが当たると、会場から大歓声が上がった。
4人で「涙の表面張力」をパフォーマンス。現役メンバーとともに披露した「久しぶりのリップグロス」では、4人で肩を組み満面の笑みを浮かべた。
MCでは声をそろえて「ゆうなぁもぎおんでーす！」とあいさつ。村山は「久しぶりにゆうなぁもぎおんが集まりましたー！ 懐かしかったねえ」と歓喜。昨年2月末に芸能界引退を発表した茂木さんは、大歓声を受け「大スターかと思った」と笑いを誘った。「消息不明だったからね。黒髪になりまして、千葉に生息しています。久しぶりに東京に来ました」と照れ笑いした。
今年1月の向井地の誕生日にも4人で集まるなど、親交が続いているという。村山は茂木さんに出演オファーした時を振り返り「3回くらいジャブを打った」とにやり。茂木さんは「正直迷って、でも最後のストレートくらったら、出るっきゃないなと。出させてもらいました」とほほ笑んだ。向井地は「ゆうちゃん（村山）のおかげですてきな景色を4人で見られた」と感謝した。【玉利朱音】
