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「月の飲み食いで1000万円…」松方弘樹さんの豪快+粋なエピを「最後の弟子」明かす


俳優の小沢仁志が、ABCテレビ番組にゲスト出演し、俳優松方弘樹さんとの思い出を語りました。2017年に亡くなった松方さんは、小沢にとって「最後の弟子」と呼べる存在でした。小沢は時代劇経験がなかったため、松方さんと共演することを一度は断りましたが、熱心な誘いを受け、結局参加。撮影現場では「望まれてない感」を感じつつも、松方さんの寛大なサポートを受け続けました。遅刻を繰り返しても松方さんの怒りは穏やかであり、彼の豪快な打ち上げスタイルや粋な振る舞いに、小沢は感銘を受けたといいます。最初は周囲から拒まれていた小沢も、最終的に「ステキな時代劇の俳優さん」として認められたことに深く感動し、涙を流したと語りました。

小沢仁志(2023年1月撮影)

俳優小沢仁志(62)が30日深夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル、TVer配信あり)にゲスト出演。俳優松方弘樹さんの“おとこ気”を振り返った。

小沢にとって、17年に亡くなった松方さんは「よくしてもらって、俺自身が最後の弟子だと思っている」という存在。松方さん主演のテレビ朝日系時代劇「素浪人 月影兵庫」では、時代劇経験のなかった小沢が「迷惑をかけるから」と断ったにもかかわらず、松方さんから「何えらそうに断ってんだ。明後日スーツケースに荷物ぶち込んでとりあえず京都来い」と共演に抜てきされた。

松方さんの推薦があったものの、現場では「望まれてない感満載」だったという。小沢も酒の飲み過ぎで遅刻してしまったが、松方さんは「顔パンパン。何時まで飲んでた? お前な、俺が遠山の金四郎やってるときは半年間、顔パンパンでつながってるんだよ。お前も8話くらいちゃんとやれよ」と話すだけだった。その後も遅刻を繰り返したところ、松方さんから「お前、たまにはいいかげんにしろよ」と怒られたが、口調は穏やかだったという。小沢は「松方さんにすげえ(キツい口調で)怒られたことない」と振り返った。

松方さんは当時、1週間に1本のペースでドラマを撮影。毎週週末にはスタッフら関係者100人ほどと京都・嵐山の有名すき焼き店で打ち上げを行っており、小沢は「月の飲み食いで松方さんって800~1000万円使ってる」。

あるとき、松方さんに東京での仕事があったため、小沢を“代打”に指名。小沢は会計に向かったが、「松方さんの京都のお付きの人が『何やってんだ、小沢。松方が払ってるに決まってんだろ』って」と回想。

次に現場に行ったとき、打ち上げに参加した人が「小沢ちゃん、昨日ごちそうさん」と態度がごろっと変わったといい、「(松方さんは)俺のことを見てたんだろうね」と話すと、番組MCのかまいたちも「カッコイイ」と、松方さんの粋な行動にほれぼれした。

松方さんは「最初、小沢のこと、みんな拒否していたけども、小沢も遅刻ばっかりしていたけど、見てみろ! なんだかんだ終わってみれば、ステキな時代劇の俳優さんが1人増えたじゃねえか」と話したそうで、小沢は「泣いたもん」と感動したことを明かしていた。

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