
お笑いタレント東野幸治(57)が28日深夜放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」(月曜深夜1時58分)にゲスト出演。所属する吉本興業の先輩、今田耕司(59)について言及した。
番組サイドから「コンビを組んでいたら?」との投げかけに、東野は「全く違う人生だったんじゃないのかな」と率直に語った。今田とは「Wコウジ」としてユニットやコントでタッグ経験はあるものの「結局、付かず離れず。でも、同志。一番芸能界で分かり合ってるっていう気持ちの先輩っていう感じやから」と関係性について言及。「今田さんが前で風よけになって、ダウンタウンさんから離れた後、いろんな番組行く時に全部、今田さんが風よけになってくれたから。めちゃくちゃ楽してるのよ」と語った。
そして「仕事の立ち位置が一緒になっていくから、2人でやるのもいいねんけど、おかしいじゃないですか。テレビ番組の司会者がおじさん2人立ってるって。特殊じゃないですか。お笑い漫才文化があるから、日本はそうやけど」と続けた。
さらに「基本は1人でいいじゃないですかってなった時にかぶる。両方ツッコミのタイプやから。ずっと若い時は一緒におって、同じような感性というか、同じところでゲラゲラ笑ったりだとか、他人の悪口を同じように言ってるタイプやけど」とした上で「今、離れて仕事してるから、ちょっとこう考えが全く違くなってきてるから、これ正解やねんなって思うようになった。同じところに2人いらんから」と本音を吐露した。
MCのウエストランド井口浩之から「コンビを組もうと思ったことはないんですか?」と聞かれ、東野は「ない」と即答。その上で「明石家さんまさんや(島田)紳助さんが中学高校のヒーローというかさ、面白ヒーローがピンの人同士でお互いの楽屋話が面白くて。こんな楽しい大人、いてんねやって。憧れ」と語った。
東野はNSC(吉本総合芸能学院)出身ではなく、オーディションで吉本入り。今田はNSC大阪校4期生で、東野にとっては数カ月先輩。東野にとっては2学年上で、敬語で接する。
同回は昨年末に収録し、昨年12月31日深夜放送に続きがあったが、久保田のオンラインカジノ騒動により、お蔵入りしていた。