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選挙前ばらまき、なぜ?「業界団体は推薦状だけでなく、100万超の金一封も」渡辺喜美氏が激白


元みんなの党党首の渡辺喜美氏は、「ビートたけしのTVタックル」で、消費税減税や給付金に関する議論の裏にある政治の動機を明かしました。彼は、特定の企業や個人に対する税優遇措置である「租税特別措置」が、選挙前に議員への影響力を持つ業界団体からの陳情の対象になることを説明。選挙時には、推薦状のみならず金一封が提供されると語り、自民党内での暗黙の政治取引を指摘しました。渡辺氏は、自身がこうした政治過程に関与していた過去を明かし、政治と業界団体の関係の裏側を暴露しました。

渡辺喜美氏(2019年7月撮影)

元みんなの党党首の渡辺喜美氏(73)が27日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。物価高が続く中、参院選を前に消費税減税や給付金などをめぐる議論が過熱し、選挙目当てのばらまきとの批判も上がっている状況について言及。渡辺は「隠れ補助金」との批判も多い、特定の企業や個人の税負担を優遇する「租税特別措置」に言及した上で「選挙になるとね、推薦状だけじゃなくて金一封もくれるわけ」と明かした。

番組では、物価高対策をめぐり、消費減税や給付金などが政界で争点になっていることや、消費減税も、給付金も、いずれも夏の参院選前の選挙向けのばらまきと批判されていることについて特集。進行の阿川佐和子氏が「選挙になると、なんかちょっと『ちゅっちゅっ』とサービスするっていうのはどうしてそういう風になるの」と渡辺氏に質問した。

これに渡辺氏は「だって利権化しちゃってるわけですから」と回答。「補助金とかね。租税特別措置(租特)っていうヤツがあって」と、租特の話題を持ち出した上で「こういう例えば租税特別措置って話になると、必ず12月に自民党本部に業界団体が陳情に来て、役所が、自民党の若い議員に『ご発言要領』ってのを持ってくるんですよ。それを棒読みしないでどうやって発言するかっていうのが登竜門になっている、自民党税調の」と、知られざる実態を明かした。

これに大竹まことが「何やってんだよ」とツッコミを入れると、渡辺氏も「本当にアホらしい」。阿川氏も「何に頭使ってんですか」とあきれた様子。渡辺氏は「そういう役所の書いたのを棒読みしないで自分の言葉で業界の代弁者になるっていうのが自民党の階段上る秘けつなんですよ」と説明した。

阿川氏から「そういうことじゃなくて、どうして選挙の前に『ちゅっちゅちゅっちゅ』」と再び問われると、渡辺氏は「だって票のために。業界団体」と端的に解説。阿川氏が「それはどうしても必要なんですか」と問うと「だって自民党の団体なんちゃら本部っていう、本部長やってたんですよ。私。で、当時五百いくつ、団体。推薦団体って言ったっけな。それがあって、そういうところから200枚も300枚も推薦状をもらうんです。選挙になるとね。推薦状だけじゃなくて、金一封もくれるわけ」とぶっちゃけた。

阿川氏が「あら!」と驚くと、渡辺氏は「陣中見舞いってやつ」と説明。阿川氏がすかさず「おいくらくらい?」と質問すると、渡辺氏は「いろいろありましたね。私の記憶で一番高かったのは、あの頃で100万円超えてましたね」と語った。これに東国原英夫氏が「そんなもんですかぁ?」と一声かけると、渡辺氏は、半ばはぐらかすように「500万くらいかな?」と混ぜっ返してみせ、阿川氏は「ずいぶん違うじゃない」とツッコミを入れていた。

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