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「長期政権のおごり」 公明幹部が自民に苦言 商品券配布問題


石破茂首相が自民党衆院1期生に1人10万円の商品券を配った問題について、公明党の西田実仁幹事長が「長期政権のおごり」と批判しました。西田氏は、自民党幹部を含む会合で「国民感覚と乖離している」と述べ、国民の声に耳を傾けるべきだと指摘。これに対し、自民党は公明党の指摘を受け入れ、説明を行う姿勢を示しました。この問題に関連して、自民党の舞立昇治参院議員は、商品券配布は過去の首相も行っていたと発言しましたが、翌日に撤回しています。しかし、与野党の関係者は安倍政権時にも商品券が配られていたとの証言をしています。

 石破茂首相が自民党衆院1期生に1人10万円の商品券を配った問題を巡り、公明党の西田実仁幹事長は18日、東京都内のホテルであった自民、公明両党の幹部会合で「長期政権のおごりがあったと認識しないといけない」と苦言を呈した。自民側は「公明党さんのおっしゃる通りだ。しっかり説明をしていきましょう」と応じたという。会合後、同席した自民の坂本哲志、公明の佐藤英道両国対委員長が、それぞれ記者団に明らかにした。

 西田氏は会合後の記者会見で「国民感覚と乖離(かいり)している。国民の声に耳を傾け、ただしていかなければならないとの趣旨だ」と説明した。

 商品券配布問題を巡っては、自民の舞立昇治参院議員が16日、鳥取市で開かれた党会合で「歴代の首相が慣例として普通にやっていた」と発言し、翌17日に「事実誤認、推測に基づく発言であり撤回する」とのコメントを出した。ただし、複数の与野党関係者が毎日新聞の取材に、第2次安倍政権下でも政権首脳との会合の際、参加した議員側に商品券が配られたと証言している。【森口沙織】

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