
オフィスや学校で使う事務用いすを使って勝敗を競う「いす-1グランプリ」が27日、大阪・関西万博会場に吉本興業ホールディングスが出展するパビリオン「よしもとwaraii myraii館」で行われた。
日本事務いすレース協会(JORA)が監修する「いす-1グランプリ」とは本来、2時間の間に事務いすを使ってコースを何周走れるかを競う耐久レースだが、今回は万博スペシャルバージョンとして、「よしもとwaraii myraii館」のステージ上約13メートルのタイムアタックで勝敗が競われた。
まずは、イベントの司会を務めたお笑いコンビspan!のマコトがスタッフとお手本対決。キャスター付きのいすに普通に座ったマコトに対し、スタッフは後ろ向きに座って勝負に挑むと、結果はスタッフの圧勝。マコトは「これは後ろ向きに座らないと無理」とオススメした。
本番が始まると、親子、兄弟、外国人など一般人30人が出場。奈良県から万博に訪れ、父親とイベントに参加した小学2年の男の子は「おもしろそうだったから。操作が難しかったけど、明日、学校で先生に教えたい」と目を輝かせ、父親も「ええ記念になりました」と笑顔を見せていた。
マコトが「後ろ向きなんでコースアウトする可能性がある。うまい人は後ろを見ながらやってた。2回目、3回目ってやるとタイムも上がると思う。1回やった人はもう1回やりたいって思うはず」と話すと、水本は「僕は46歳なんで膝が心配って思いましたけど、年配の方もやってた。デスクワーク慣れてる人は速いかも。芸人でやってもおもしろいかもしれませんね。サバンナ八木(真澄)さんとか、小籔(千豊)さんとか大柄な人は強いかも」と予想していた。
イベントは1日2回、5月3日まで連日行われ、同25日、30日にも行われる。