
歌手岩崎宏美(66)が25日、東京・世田谷区の昭和女子大人見記念講堂で、「岩崎宏美デビュー50周年記念コンサート~永遠のありがとう~」を行った。
1974年、日本テレビ系「スター誕生!」決勝大会でスカウトを受け、翌年4月25日、「二重唱(デュエット)」でデビュー。公演前に取材に応じ、50年間続けられた原動力にファンの存在をあげた。「途中から親衛隊が復活して盛り上げてくれている。家族みたいになっているので、頑張らなきゃと思って。ファンの存在が大きいです」と感謝を語った。
50年前のこの日にデビュー。「本当にあるのか、近所のレコード屋さんに歩いて行った。500円出して買ったら、『本人ですよね』と言われた」とエピソードを明かした。くしくも今日24日は50周年記念アルバムの発売日。しかし「去年末に閉店してしまって…。今日行きたかったですね」とさみしそうに話した。
次の55周年に向けては「そのころは70代なので、元気でいたい。諸先輩方が元気なので、またできたたらいいなと思います。ファンのためにも頑張りたいですね」と聖母のようにほほ笑んだ。
この日は2部構成で開催。ロングドレスで登場すると会場は割れんばかりの拍手で迎えた。1部は聞かせる曲、2部はヒット曲をメドレーなどを歌唱。代表曲「聖母たちのララバイ」「すみれ色の涙」などに加え、5年ぶりとなるニューアルバムの表題曲「永遠のありがとう」も披露した。チケットが即完売。2000人のファンを魅了した。
また、東京、新潟、福岡、神奈川の4会場の追加公演を発表した。