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松本幸四郎やりきれない思い吐露 歌舞伎座の公演中止「急ぐはずの化粧をゆっくりと落として」


歌舞伎俳優の松本幸四郎は、自身が出演している「四月大歌舞伎」が座席の不具合により一部公演中止になったことをブログで報告しました。松竹は、不具合が判明したため、東京・歌舞伎座での公演を17日夜の部まで中止しました。松本は、突然の中止連絡に驚きを隠せず、「役者としての役目を粛々と受け入れるしかなかった」と語り、観客への謝罪と再開後の舞台への意気込みを示しました。当日公演後、化粧をゆっくりと落とし、無人の舞台を目に焼き付けたことを綴り、再開後には人間力を見せたいと述べました。座席の不具合は、強度面で長時間の利用が困難と確認されたとのことです。

松本幸四郎(2024年7月撮影)

歌舞伎俳優、松本幸四郎(52)が15日、自身のブログを更新。14日、自身の出演する「四月大歌舞伎」が公演中となったとし、思いを打ち明けた。

14日、松竹は東京・歌舞伎座の座席椅子に不具合が発生したため、上演中の「四月大歌舞伎」について同日夜の部から17日夜の部までの公演を中止すると発表した。

松本は「昨日の昼の部終演後夜の部から公演が休演となる連絡がありました 座席不具合の点検とのことで18日までの公演が中止となりました」と公演中の敬意を説明し「ご来場くださったお客様、ご観劇予定の皆様にご迷惑をお掛けし申し訳ありません」と来場者らに謝罪した。

「昼の部が終わり早足で夜の部の支度にかかろうとしていた時にこの発表 唖然とするばかりでしたが、舞台に立つことが役目の役者にとってはわかりましたと答えるしかありませんでした」とやりきれない思いを吐露し「急ぐはずの助六の化粧をゆっくりと落として、無人の空舞台を目に焼き付けて歌舞伎座を後にしました」とつづった。

「四月大歌舞伎公演公演が再開されることを祈念し、その時には歌舞伎の持つ人間力をお見せすることを約束します」とファンへ呼びかけた。

関係者によると、一部座席で、長時間座るには強度面での不具合が確認されたという。

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