
起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が23日までにX(旧ツイッター)を更新。「残業」をめぐり、私見をつづった。
溝口氏は「残業代をもらうのが当たり前という空気の中で働いてると『どうやって仕事を早く終わらせるか』『どうチームや外部を巻き込んで成果を出すか』という本質的な力が育たない。だってだらだら働いても、長くいれば金になるなら改善や工夫をほとんどの社員は考えないから。残業代は時に思考停止代になってる」と記した。
そして「うちは残業代も払ってるけど、それよりも3ヶ月に一度評価をして、昇給をするようにしてる。昨年は報酬体系を変えたのも相まって1年で社員の平均年収を100万くらい上げた。全社のインセンティブの設計を誤ると社員が育たないから気をつけて」と述べた。
この投稿に対し「残業多くやる奴が『めっちゃ大変そう』と思われるが、実際はダラダラやってるだけ」「これ、凄くわかります!」「評価基準が素晴らしいなと勉強になりました」「これはガチ」「自分の時間を有意義に過ごしたいので極力残業しないように、勤務時間帯は全力でやってます」「残業代は思考停止代、確かに仰る通りと思います。それにしても昨年1年で平均年収100万円アップは凄いです」などとさまざまな声が寄せられている。
溝口氏はさまざまな企業を設立、創業し、最近ではBreakingDownのCOOとして有名。CEOの格闘家朝倉未来とともに大会全般を仕切り、自身も同大会で4回試合し、3KOを含み全勝している。