
タレント関根勤(71)が22日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時)に出演。明石家さんま(69)との“衝撃の出会い”について語った。
さんまとは50年来の付き合いになるという関根。そのきっかけは、うめだ花月(当時)を訪れたことだった。
「僕が大阪に仕事で行った時に、マネジャーが『本場の笑いを見よう』って言って。(劇場に)行ったんですよ。そしたら露乃五郎(後の2代目露の五郎兵衛)さんとか出てきて。(当時は)僕、まだ21だから露乃五郎さんの良さが分からない。それで、全然面白くないんですよ」と振り返った。
「そしたら明石家さんまって、シャープな顔のさんまさんが出てきて。落語家なのに、小ばなしをやる。これが面白くてね。“京子ちゃんシリーズ”って…。『京子ちゃん、なんできょうパンツ履いてないの?』『なんで分かるの?』『だってスカートも履いてないじゃない』って。笑っちゃって、もう」
当時のさんまのネタに大笑いしたことを明かした。
さんまは、「(観客が)少なかってん。そこで(関根が)2人で見てたの。こっちはスベってるのに、『2人だけゲラゲラ笑ってるなあ』と思って、調子に乗っていっぱいやったのよ、京子ちゃんシリーズ…」と苦笑しながら返した。
これに、関根は「5、6年たって東京でお会いした時に、『さんまさん、京子ちゃんシリーズ最高でしたよ』って言ったら、(さんまが)『あそこにいたでしょ』って言うの」。
関根が劇場で見ていたのをさんまも覚えていたことに触れ、「(京子ちゃんシリーズが)『1回しかウケたことないんだ』って…」と笑わせた。
さんまも、「覚えてんねん。『なんかゲラゲラ笑ってる。俺と同じセンスの人がいるなあ』と思って…」と、関根の印象が強く残っていたことを打ち明けていた。