
“ボサノバの女王”小野リサが20日、東京・日本青年館ホールでデビュー35周年記念コンサート「小野リサ~Bossa World Standards~35th Anniversary Final」を開いた。
「イパネマの娘」「You’d Be Nice to Come Home To」「ルート66」「港が見える丘」「1杯のコーヒーから」「監獄ロック」「シング・シング・シング」などアンコールを含めて全21曲を歌った。
1989年(平元)にアルバム「カトピリ」でデビュー。日本のボサノバの第一人者となった。「子供の頃から、覚えたばかりの気に入った歌を一日中歌っている子でした。大きな声が出なくて悩んでいたら、ボサノバと出合って『私はボサノバを歌って行こう』と思いました。それが、知人に『いろいろな国の歌を歌ってみなよ』と言われて(2000年に)『プリティ・ワールド』というアルバムを作って、いろいろな国のいろいろな曲を歌うようになりました。35年たちましたが、自分では、まだヨチヨチ歩きだと思っています」と話した。