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浅香唯が“特攻の母”役「涙を何度もこらえ」ジャンポケ太田博久の芝居に「引っ張られた」


舞台「Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~」は、鹿児島県知覧町に実在した鳥濱トメさんの半生を描く作品で、特攻隊員たちから「母」と慕われた彼女の物語を伝えています。浅香唯はこの舞台に出演し、涙をこらえながら演技に没頭したと語りました。この作品は09年に初演され、コロナ禍で中断されてから今年4年ぶりに再演されています。出演者の一人である太田博久は、皆の熱い演技に感動しつつ、涙をこらえるために工夫をするほどだったと述べています。舞台は浅香唯をはじめ、特攻隊員役のワッキーやプロフィギュアスケーターの安藤美姫らが参加しており、それぞれが熱演している様子が伝わります。

舞台「Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~」取材会に登壇した浅香唯

浅香唯(55)が19日、東京・新国立劇場小劇場で行われた、舞台「Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~」(同所で23日まで)ゲネプロ取材会に登壇した。

鹿児島県知覧町(現在は南九州市)に実在した「富屋食堂」で特攻隊員たちから「母」と慕われ、戦後に「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの半生を描いた舞台。同役を演じる浅香は、ゲネプロを振り返り「決して舞台では涙を見せちゃいけないと思いつつ、何度もこらえる場面がありました。最後まで立派に鳥濱トメさんを務めさせていただきたい」と語った。

同作の上演は09年にスタート。22年からコロナ禍で中止となり今年が4年ぶりの上演となる。12年間出演しているお笑いコンビ、ペナルティのワッキー(52)は特攻隊員役に加え、プロデューサーも務める。「1年くらいかけて準備したものが初日を迎えるということで、いろんな感情があります。うれしさ、不安…。一番はうれしさが勝ちますね」と笑顔を見せた。

プロフィギュアスケーター安藤美姫(37)ジャングルポケット太田博久(41)は今作から本格的に参加。太田は「僕も絶対泣いちゃいけないところで泣いちゃいそうになって、我慢しなきゃとちびまる子ちゃんのことを考えて…。それくらい皆さんの熱がすごかった」と語った。

お笑い好きの浅香は「よく拝見させていただいており、ご一緒できて大変うれしかったです。こんなすばらしいお芝居をされるんだと驚きましたし、太田さんのお芝居にすごく引っ張られた」と絶賛。太田は「今のコメント、本番前に聞けてよかった。だいぶ不安になってたので…」と感謝した。

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