
演歌歌手彩青(22)がパーソナリティーを務めるFM NACK5の新番組「彩青の音緒 昭和っぷ!」(りゅうせいのねお しょうわっぷ、4月1日スタート、火曜深夜0時30分)の収録が19日、都内で行われた。
歌唱だけでなく三味線や尺八を得意とする“三刀流”の彩青ならではの選曲やリスナーとのコミュニケーションを通じ、令和の時代に昭和の香りを漂わす構成になっている。
マイクの前に座り、「初めてで緊張していますが…」と言いながらも堂々と進行をスタート。番組タイトルにある「音緒」を「ねお」と呼ぶことについて、英語で「新しい」を意味することや、三味線の弦と本体をつなぐ物を「音緒(ねお)」と呼ぶため「皆さんと私を結ぶ意味を込めた」などと説明した。
2月に発売した新曲「津軽三味線物語」や19年のデビュー曲「銀次郎 旅がらす」などを流して、「1人しゃべりも緊張しますが、この緊張を乗り越えて楽しいお話を届けたい」などと続けた。
番組では各地の話題を取り上げる「古今東西彩見聞録」、昭和にまつわるトークの「昭和っしょ」、リスナーのベスト3を募集する「私の三刀流」のコーナーがある。
2本の収録を終えて取材に応じた。
-今の気持ちは
彩青 2本を終えてほっとしています。1本目は特に緊張しました。おかげさまで2本を取れて良かったです。
-ラジオのパーソナリティーの経験は?
彩青 東海ラジオさんでやりました。(今回は約3年ぶりで)間があいたので1から勉強の感じがします。パーソナリティーが決まってすごくうれしかった。決まった時は感謝と歓喜でいっぱいでした。
-舞台とラジオの違いは?
彩青 舞台のトークだと歌のことになる。ラジオでは彩青ってこういう一面もあるんだなどと思って欲しい。昭和のことも掘り下げながら平成のことや、知らない世界もリスナーの皆さんに教わりながらやっていきたい。
-やりたい企画は?
彩青 「彩青の音緒 昭和っぷ!」の名を冠したライブをやりたい。公開収録とか。大きなライブをしたい。
-MLBの開幕戦カブス×ドジャース戦は見た?
彩青 ハイライトは見ています。とても刺激になる。大谷翔平選手たちは世界レベル。私もがっちりと基礎を固めて、米国公演をできるようにしたい。佐々木朗希投手とは同世代。もっともっと私も頑張らないとと刺激をもらえます。追いついて追い越せるように頑張りたい。
-細川たかし師匠のアドバイスは?
彩青 普段から、歌はもちろんだが、トークでもあんまり早口で話さないで、しっかりと間を空けることを大切にと言われている。指導していただいた通りにラフな感じでやりたいです。
-ラジオの魅力は?
彩青 全国のファンに聞いてもらえるからうれしいです。日本国中のたくさんの人に聞いてもらえる。感謝です。