
俳優中川大志(26)が15日、都内で映画「早乙女カナコの場合は」(矢崎仁司監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
10年に及ぶ男女のラブストーリーを中心としながら、女性の生き方や女性同士の関係を描く。中川は演劇サークルに所属し、脚本家を目指す長津田を演じる。自身の役どころについて「すごく不器用で人間くさい。弱い部分を軸に役を作っていった」と語った。
撮影中の思い出を問われると、主演の橋本愛(29)から「2人で踊るシーンがあったんですけど、踊り上手ですよね。上手~って思った」と絶賛された。「そんなそんな…」と謙遜しつつ「動きは振り付けの先生にアドバイスとアイデアをいただいた。2人の間で何が起きているかを凝縮したシーンだったので、ダンスを見せるというよりは2人の変化ややりとりを大事にしなきゃいけないと思っていた」と華麗なダンスの裏側を語った。
中川は撮影中の思い出について「ハプニングで前髪が短くなっちゃうシーンがあって、カットされちゃって、本編見たら急に髪が短くなっていた」と苦笑い。「僕の中でいろいろ詰まっていて、好きなシーンだった」と振り返った。