
稲垣吾郎(51)がNHK・Eテレの新番組「toi-toi」(木曜午後8時、4月3日スタート)のナレーションを担当することが分かった。番組を制作するNHK大阪放送局が14日、発表した。
同番組は、ある人が心の奥底に抱いてきた「問い」を、みんなで考えてみようという新しい福祉番組。「問い」を立てた主人公が、多様な視点をもった人たちと「問い」を探求していく。
ロケでは、主人公が自身とは異なる分野で活躍する意外な人物と対話。スタジオでは、難病、知的障害、依存症、LGBTQなど、さまざまなマイノリティー性のある出演者とホンネでクロストーク。多様な視点で「問い」を深めていく。
稲垣は「『問い』を通して、今まで関心がない、関係がないと思っていたことに、関心が生まれたり、少し気持ちが変化したり。本当にいろんな背景を持った人がいて、いろんな考えと出会える、とてもステキな番組です」と番組をアピール。
続けて「自分の中の『モヤモヤ』『悩み』みたいなものが、ちょっと解決するヒントが見つかるかもしれない番組なので、ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたいと思っています」と意気込んだ。
そんな稲垣なら、どんな「問い」を立てるか聞かれると、「『幸せってなんだろう?』とか人それぞれの幸せ。年齢によって価値観も変わってきますし。実際に、そういう問いを持った人たちとお話ししたいですね」と話していた。
また、テーマ音楽はヒップホップMCでプロデューサー、日米ミックスルーツを持つOMSBが制作することも合わせて発表された。