津田健次郎（53）が主演する、フジテレビ系「1995～地下鉄サリン事件30年 救命現場の声～」（21日午後9時）の新キャストが解禁され、味方良介（32）石川恋（31）結木滉星（30）竹財輝之助（44）飯田基祐（58）山崎樹範（51）が出演することが発表された。
「地下鉄サリン事件」を題材にしたドキュメンタリードラマ。事件発生から30年の年月を経て、あのとき何が起こっていたのか、自らの命も危険にさらされる中で懸命に救助にあたった者たちの姿を救命ドラマとして描く。
味方は警視庁科学捜査研究所の研究員・服藤恵三を演じる。築地駅に停車中の車両床面から採取された液体を緊急鑑定した実在する人物。事件当時は2歳だったが、かねて事件の関心も強く「当時はまだ幼く、記憶としては遠いものですが、この事件の背景や経緯、現在に至るまでを個人的に調べてきました。そのため、本作への出演はある種の使命のように感じています」とコメント。「出口の見えない戦いに身を投じた全ての方々に、心からの尊敬と感謝の思いを込めて、本作に参加しました」と撮影を振り返った。
乗客を演じた石川も、事件当時は1歳。「難しい挑戦ではありましたが、俳優として以上に自分の人生にとって大変意義のある作品になりました。私のように、地下鉄サリン事件の記憶がない若い世代の方々にもぜひ見ていただきたいです」と呼びかけた。
結木は津田演じる剣木達彦が救命救急センター長を務める病院で働く医師の田島浩一郎、竹財は東京メトロの指令所で日比谷線を担当していた川原則夫、飯田は東京メトロの指令所で運輸指令長を務める高山正志、山崎は化学機動中隊の小隊長である武田信幸を演じる。
