
96年に活動を休止したWinkの鈴木早智子(56)が10日放送のTBS系「転身爛漫!あのスターのマエとアト」(午後7時)に出演。介護職員としての経験を語った。
この番組では、一世を風靡(ふうび)したスターたちの、全盛期の“マエ”と、転身した“アト”を紹介。相田翔子(55)とともに「Wink」として活動し、大人気アイドルだった鈴木の現在の姿に密着した。
番組スタッフが鈴木を訪ねると、高齢者施設で利用者らと楽しく会話する姿があった。鈴木は「介護の資格を取らせてもらった。ここでずっと職員の1人として働かせてもらってたんですけど、今日はそこから8カ月たって久しぶりに訪問させてもらってます」と話し、介護の資格を取得していたことを明かした。
鈴木はコロナ禍で高齢者介護の現状を知り、「介護の現場の大変さを知るには、実際に現場で働かないとダメだ」と、21年から3年間介護職員として勤務していたという。
現在は職員業務からは離れ「介護とエンタメの融合」を目指し、数百カ所の介護施設とつなげた無料のオンラインライブに参加していることを明かした。鈴木は「配信でいろんな入居者様とつながりたい。そういう場をたくさん提供できる側になっていきたい。(オンラインライブは)とっても理想でした」と語った。
VTRが終わると鈴木はスタジオにも登場し、共演者らは「さっちん~!」と歓迎。大ヒット曲「寂しい熱帯魚」を元オセロの中島知子(53)らと熱唱し、スタジオから大歓声を浴びた。