
今月31日でフジテレビを退職することが発表された同局の椿原慶子アナウンサー(39)が10日、インスタグラムを更新。感謝の言葉をつづった。
椿原アナは「会社からも発表がございましたが、この度、17年間お世話になったフジテレビを退社することを決断いたしました」と自身の言葉で退社を報告した。
「視聴者の皆様の信頼回復が重要な時に会社を去ることとなり、大変心苦しくも感じていますが、アナウンサーとしてキャリアを積む中で、2度の出産・育児を経験し、もう少し家族との時間を大事に過ごしたいという思いが強くなり、昨年11月に会社に退職の意向を伝え、退社の準備を進めてまいりました」と退社準備を進めていたことを明かした。
「阪神淡路大震災を被災した経験から、小さな声に耳を傾け、心を寄せる伝え手になりたいとフジテレビに入社し、幸いにも様々な報道・情報番組を担当させていただきました。また、バラエティー番組でもお仕事をいただき、新しい自分の可能性を広げていただきました」と入社からの日々を振り返り「未熟な私に機会を与え、育ててくれたフジテレビに心から感謝しております。また、長きにわたり見守ってくださった視聴者の皆様、本当にありがとうございました」と感謝を示した。
「3月末までは、レギュラーで務めているワイドナショー、週刊フジテレビ批評を担当させていただきます。どうぞ最後まで宜しくお願い申し上げます。椿原慶子」と自身の名で投稿を結んだ。
この投稿にフォロワーからは「尊敬するアナウンサーのお一人なだけに残念で」「フジテレビファンとしては寂しい限りです」「アナウンサーの中でいちばん椿原さんが好きでした」とコメントが寄せられている。
椿原アナは1985年(昭60)10月28日、兵庫県生まれ。聖心女子大学文学部卒。08年4月入社。「スーパーニュース」「FNN PRIME news α」など、報道番組を中心にキャスターとして活躍。情報番組「Mr.サンデー」ではメインキャスターを務めた。18年に結婚し、19年に第1子女児、21年に第2子女児を出産。23年8月に育休から復帰。