
嵐の相葉雅紀(42)が9日、都内で主演舞台「グッバイ、レーニン!」(9日から、東京・PARCO劇場など)開幕前会見に出席した。原作は03年にドイツで公開され、多数の映画賞を受賞した同名映画。今回が日本初演舞台となる。
東西ドイツ統一を背景に、時代の変化に翻弄(ほんろう)される家族の姿を描いたヒューマンドラマ。家族愛に包まれた作品で、相葉は「すてきな愛のあるフィクションの世界に入っていただけたら」と呼びかけた。
アレックスの同僚、デニスを演じる浅利陽介(37)は「相葉君のアレックスは柔らかくてチャーミングなので見どころ」と日本版にも太鼓判。アレックスの恋人、ラーラを演じるトリンドル玲奈(33)は今作が2作目の舞台出演。「歴史のことだったり時代背景だったり、難しいと思うかも知れないけど、そこだけじゃなくて会話とかからも何かを感じ取って気楽に楽しんでいただけたら」と語った。
カンパニーは約1カ月間の稽古を経て、家族同然の仲の深まりようだという。全員で食事にも行くなど和気あいあいの雰囲気で、浅利いわく「楽屋がリビングみたい」。相葉は「何でも話せちゃってましたね。『実家でこんなことがありまして』とか、あまり人に言わなくて良いようなことも(笑い)。それくらい口が滑っちゃうくらいの関係性でいれる」とアットホームな空気感を漂わせた。
ほか、堀内敬子(53)山崎一(67)西尾まり(50)も登壇した。