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A.B.C-Z戸塚祥太、難役演じ〝両親〟も太鼓判「私たちの子だからね」高橋惠子とW主演


A.B.C-Zの戸塚祥太が、舞台「真夜中に起こった出来事」の囲み取材に出席した。この舞台は、強制収容所にいるドイツの弁護士ハンス・リッテンを救い出す母親の実話を基にした作品で、戸塚がハンスを、高橋惠子がその母親を演じる。非常にシリアスな作風が特徴である。戸塚はこの難しい役を「歴史をつないでいくことの大切さに気付く時間になれば」と語り、役柄に向き合う姿勢を示した。共演者の高橋と西岡からも成長と演技を高く評価され、自身の演技について「サラブレッド」と自信を覗かせた。

舞台「真夜中に起こった出来事」囲み取材に出席した戸塚祥太

A.B.C-Zの戸塚祥太(38)が6日、都内で舞台「真夜中に起こった出来事」(7日から17日、よみうり大手町ホールなど)囲み取材に出席した。

高橋惠子(70)と戸塚がダブル主演を務める同作は、強制収容所に入れられた実在のドイツの弁護士ハンス・リッテンを単身で救い出そうとする母親の物語。ハンス・リッテンを戸塚、その母親を高橋、父親を西岡■(■は徳の旧字体)馬(78)が演じる。

キャリアの豊富な西岡に「これだけ笑いがない芝居は珍しい」と言わしめるほどシリアスな作風。難役を演じる戸塚は「こういう役を与えて頂けたのは光栄。歴史という意味では、つないでいくこと、気が付くことがとても大事だと思うので、そういう時間になれば良いなと思います」と願った。

けいこを経て役を固め、“両親”からはお褒めの言葉ももらった。高橋は「成長がすごい。お父さんから何個もアドバイスを頂いていた」、西岡も「彼はセンスがいいし、ビビットだし、頭の中がスマートだから理解力の高い俳優さん」と称賛。「私たちの子だからね」と太鼓判を押されると、戸塚は「恐縮です」としつつ「サラブレッドです」と自賛していた。

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