
オンラインカジノでの賭博を認め活動休止中の令和ロマン高比良くるま(30)がMCを務めるテレビ朝日系バラエティー番組「ひっかかりニーチェ」(水曜深夜1時56分、関東ローカル)が5日深夜、放送され、初めて代役ゲストが登場した。
前週からくるまが欠席し、レギュラーのピン芸人、永野(50)と同局の三谷紬アナウンサー(30)の2人で進行、タイトルから「永野&くるまの-」が外れた。今回の冒頭では「しばらくは2人になりそうなので今週からゲストをお呼びして収録します」と表示。ダウ90000の蓮見翔(27)が紹介された。
蓮見は開口一番「代打ムズいですよ」とボヤくと、永野は「ムズいというか、敵が身内にいたのが分かって」と毒舌開始。「スペシャル(収録)の時はバカみたいに人がいたんですよ。『佐久間さん、お願いします』みたいな感じで、能動的に笑うんですよ」と、佐久間宣行氏の出演が告知されている9日午後10時15分放送の特番収録の様子を明かした。その後「昼休憩あって2人で(通常回の収録を)やったら(スタッフが)『おい、やってみろよ』みたいな。『くるまがいないとこんなですか』みたいな」と、くるま不在による周囲の態度の“急変”を訴え、笑いを誘った。
永野はさらに「蓮見の今回の結果次第では、けっこう呼びます」と今後のゲスト出演の可能性も示唆。三谷アナが「オーディションみたいになっちゃうから。試している」と笑うと、蓮見は爪痕を残すべく、黒ぶちメガネを取り出し「くるまっぽいメガネだけ持ってきた。これでやることも可能ではあるんですけど。だませるかもしれない」と着用した。
三谷アナは「確かに、ぱっと見、出ている」と、くるまっぽい雰囲気を醸し出していることを認めたが、永野は「くるまって思わなくていい。蓮見が、くるまが帰れない場所作る気概で来てほしい」とコメント。三谷アナも「視聴者の皆さんも絶対比べないでください」とカメラに向かって呼びかけた。
蓮見は「ありがてえ、それ。どうせ比べられるから。もともとの(番組ファンの)人は、やっぱりくるまがいないとダメだ、やぱり蓮見じゃダメだ、みたいなことをいうんでしょうけど」と自虐したが、永野は「でも、この論じ方が熱を生む」とした上で「むしろ『2人がいらねぇ』って場合もある」と自身と三谷アナを指して自虐返し。三谷アナも「くるまと蓮見だけでいい、みたいな」と苦笑すると、永野は「そうならめちゃくちゃにして、番組自体終わらせるから。僕が出ない『ひっかかりニーチェ』はない」と断言して、オチを付けた。