
人気YouTuber「中町兄妹」の兄、中町JPが、6日までに個人のYouTubeチャンネルを更新。埼玉・八潮市の道路陥没事故をめぐる不適切発言を謝罪し、涙ながらに思いを語った。
JPは「それでも僕は幸せです。」と題した動画を公開し「あらためて今回の件で不快にさせてしまった全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。不適切発言によって一部から誹謗(ひぼう)中傷されているほか、ファンからも苦言を呈されている現状を真摯(しんし)に受け止めつつ「それでも僕は幸せですっていうことを伝えたいんだよね」と自身の半生を振り返った。
親の都合で中国・上海に引っ越した幼少期から、帰国した日本でイジメに遭ったという少年時代、大学に入ってから動画投稿を始め、元Repezen Foxx(当時レペゼン地球)のDJ社長からDMが届いたという“人生の転機”などを回想。そうした道のりで得た友人たちや経験などについて話し「俺はずっと幸せだった。中町純平の人生がこんなに幸せなのは確実に友達のおかげ。どんなにつらい時でも、どんなにつらい環境でも、他の環境の友達がいたんだよね。今も本当にありがたいことに大好きな友達が本当にたくさんいるんだよね。それぐらい、俺と仲良くしてくれる人たちってめちゃくちゃいい人なんだよね」と感謝した。
また、支えてくれるファンから寄せられるDMを紹介し「自然と涙が出るのよ」「泣いちゃう」と涙。「あらためて幸せに気付ける。もちろん人を不快にさせたし、被害者の方々に不快な思いもさせたし、それは本当に申し訳ないと思ってます。反省してます。けど、このきっかけがあったから自分が今幸せだって気付ける。今回これに気付けて、もう2度と炎上はしたくないし、する気もない」と思いを語った。
今回の件で親族に対する誹謗中傷も受けたといい「僕は家族が大好きで、本当に大好きで。今回の僕たちの発言で本当に家族への誹謗中傷もすごく来た。もちろん自分たちのせいだからその誹謗中傷を書いてる人がむかつくとかじゃない。自分に腹が立つ。こんなに愛して育ててくれて、最高の親で。『親の教育がどうなってるんだ?』って言われるけど、俺らの両親の教育は何も間違ってなかったって胸を張って言える」とキッパリ。「それを何も知らない人たちに言われてしまうっていう現状を作った自分が、もう本当に悔しくて」と涙ながらに話した。
続けて「一番思うのは、やっぱり綾が本当につらいと思う」と妹の中町綾をおもんぱかり「今回の炎上ってもちろん綾が悪い」とした上で「それはもちろんそうだけども、あることないこと言われて、殺害予告も、俺でもたくさん来てんのに綾なんてもっと来てると思う。本当につらいと思う。でも今まで綾がみんなに与えてきた幸せって、今回の件で全部なくなったわけじゃない。もちろん失望もさせたし、がっかりもさせたと思うけど、みんなに元気とか生きる希望とか幸せをあげてたのは間違いないから、これからも中町綾を愛してほしい」と呼びかけた。