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水上恒司が映画単独初主演「すごく刺激的」山下美月と夫婦役 原浩氏「火喰鳥を、喰う」実写化


水上恒司が、本木克英監督作『火喰鳥を、喰う』で映画に単独初主演することが決定。彼は化学者・久喜雄司を演じ、戦死したはずの祖父の兄の日記にまつわるミステリーに巻き込まれる。共演する山下美月と夫婦役を演じる。水上は山下の演技を高く評価し、共演が刺激的だったと振り返る。山下も水上との共演に喜びを感じ、彼から学ぶことが多かったと語った。撮影は昨年行われ、共に本木監督との初めての作品で、新たな経験に挑戦したという。

「火喰鳥を、喰う」で、映画に単独初主演する水上恒司と、初共演で夫婦を演じる山下美月(C)2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会

水上恒司(25)が、「火喰鳥を、喰う」(本木克英監督、10月3日公開)で映画に単独初主演することが4日、分かった。作家の原浩氏の横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作の実写化作品で、初共演の元乃木坂46山下美月(25)と夫婦を演じる。

水上は、戦死したはずの祖父の兄貞市が書いたという謎の日記が届く化学者の久喜雄司を演じる。「火喰鳥、喰いたい」と、あふれる生への執着が記された日記を読んだ日を境に、雄司と山下演じる妻の夕里子の周囲で不可解な出来事が頻発するようになるミステリーホラーだ。

撮影は昨年、行われた。水上は同い年の山下を「ポイントポイントをしっかりと押さえた芝居をされるなという印象がありました」と評しつつ「全く違う経歴を持ちながらも、ご一緒できたことはすごく刺激的」と共演を振り返った。山下も「いつかご一緒したいと願っていたので、うれしく思いました」と共演を望んでいたと明かした。「本読みからすごく自分の中にビジョンがあって、最後までぶれずにいてくださったので私も引っ張られたように思います。ストイックで集中力も高くて勉強させていただきました」と水上から刺激を受けたようだ。

水上も山下も、日本映画監督協会理事長も務める、本木監督(61)作品への出演は初めて。水上が「経験の中には全くないものがあって、すごく鍛えられました。今後の役者人生の大きな助けになる学びの多い現場」と話せば、山下も「撮影のスピードも速く驚きました。すごく面白い方で、たくさん和ませていただいて」と感謝した。

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