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24年12月30日に公開された、木村拓哉(52)の主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督)が、2日までの公開63日間で興行収入(興収)40億2000万円、動員279万人を突破した。配給の東宝が3日、発表した。1月5日までの公開7日間で興収13億9000万円、観客動員数96万人を記録し、興収30億円を見込めると発表していたが、同26日までの公開28日間で興収31億2000万円、動員216万人を突破し“有言実行”していた。
「グランメゾン・パリ」は、2019年(平31)10月期にTBS系で放送された、木村主演の連続ドラマ「グランメゾン東京」の5年ぶりの新作として、24年12月29日に同系で放送されたスペシャルドラマと合わせたプロジェクト。木村演じるフランス料理のシェフ尾花夏樹が、鈴木京香(56)演じるスーシェフ(副料理長)早見倫子と、名だたる巨匠たちがしのぎを削るフランス料理の本場・パリで、新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、フランス料理でアジア人初のミシュラン三つ星獲得を目指す物語。
国内では、いまだに300館を超える劇場で上映が続いているが、2月にはドラマ「グランメゾン東京」のリメーク版が、トルコと韓国で進行していることが発表された。さらに28日から台湾、4月3日からはタイで「グランメゾン・パリ」の公開が決定。韓国や香港などのアジア地域でも公開を予定と、舞台となったパリ以外での海外での上映も続々と決定している。