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松重豊「劇映画 孤独のグルメ」ノルマ興収10億迫る、コケたら五郎降板返上へ観客に応援求める


松重豊が監督・脚本・主演を務めた映画「孤独のグルメ」が、公開51日間で9億8000万円の興行収入と69万人の動員を達成した。東京での舞台挨拶で松重は、10億円超えを目指すノルマがあると述べ、観客に応援を要請した。映画の企画発表時には、興行成績が振るわなければ井之頭五郎役を降板する覚悟も示していた。映画では、五郎がパリでスープ探しの旅に出るストーリーが描かれ、撮影中はスーツ姿で監督業もこなした。松重は、この4年間、他の仕事をほぼ断って映画制作に集中し、国際スタッフの協力を楽しんだと振り返った。

「劇映画 孤独のグルメ」ファイナル舞台あいさつに登壇した松重豊(撮影・村上幸将)

松重豊(62)が監督・脚本・主演の全てを務めた「劇映画 孤独のグルメ」ファイナル舞台あいさつが2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。

席上で、1月10日の封切りから1日までの51日間で、興行収入9億8000万円、動員69万人を記録したと発表した。

松重は、成績を聞き「いろいろなところで『10億、超えられないと』…とノルマを課せられている認識。超えないと、引退すると…早々に敗北宣言すれば、早々に考えられるが先導として引っ張ってきたから、降りるわけにいかない」と口にした。「第2の人生、考えても悪くないんですけどね。続けるか、続けないかは、皆さんのもう少しのお力添え」と観客にノルマの興収10億超えへの後押しを呼びかけた。

松重は、24年7月10日に都内で行われた会見で映画の製作を発表した際「映画として面白いものにした。面白くないと言われたら、この世界にいる資格はない。映画もお客さんが入らず、コケたら五郎をやるのは無理だ」と断言。12年1月にテレビ東京で深夜ドラマとしてスタートしてから演じてきた、輸入雑貨商を営む井之頭五郎役を降板する覚悟を示していた。

「劇映画 孤独のグルメ」は、松重演じた五郎が、フランスに住むかつての恋人小雪の娘・松尾千秋から「子供の頃に飲んでいたスープをもう一度飲みたい」という祖父・一郎の依頼を引き受けて欲しいとパリに呼ばれ、スープ探しの旅にこぎ出す。千秋を杏(38)一郎を塩見三省(76)が、五郎が迷い込む韓国領の島のコミュニティーで暮らす志穂を内田が演じた。松重は「着替えるわけにもいかない」と、撮影現場では五郎を演じたスーツ姿のまま監督として演出し、指示を出した。

松重は映画の企画を立ち上げてからの4年を振り返り「その間、他の仕事、ほとんどやっていない。役者の仕事を忘れている。どういう形でお客さんに来ていただけるか。韓国、中国、台湾…スタッフとして映画を支えることが、面白いんですよ」と語った。

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