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還暦のマッチとヨッちゃんが台湾で燃えた、23曲熱唱 4月には36年ぶり本格ミュージカル出演


歌手近藤真彦とギタリスト野村義男が、ライブツアーのファイナルとして台湾・台北で公演を行いました。還暦を迎えた二人は、高温の中、熱気あふれるパフォーマンスを披露し、集まった1000人の観客を魅了しました。公演では近藤の代表曲や、野村のTHE GOOD-BYE時代の曲など全23曲を披露。2公演と初のファンミーティングも行われ、日本からも多くのファンが駆けつけました。公演中には、近藤が「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」CMを再現する場面もありました。さらに、今回の公演で亡くなったキャスターみのもんたの思い出を共有し、人生への考えを深めたことを明かしました。近藤は今後も新たな挑戦を続け、ミュージカル「ドリームハイ」に出演する予定です。

ステージ上で熱唱する近藤真彦(左)と野村義男

【台北2日=小谷野俊哉】歌手近藤真彦(60)とギタリスト野村義男(60)が2日、ライブハウスHANASPACEで、ライブ「MASAHIKOとYOSHIO in 台湾 2025」を行った。日本全国5カ所9公演を行ってきたツアーのファイナルを、1日、2日の2日間で1000人を集めた台北公演で締めくくった。

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気温30度の台湾公演で、還暦のマッチとヨッちゃんが燃えた。近藤の「ハイティーン・ブギ」でオープニング。「ミッドナイト・ステーション」「ギンギラギンにさりげなく」、野村のTHE GOOD-BYE時代の「気まぐれONE WAY BOY」など全23曲を熱唱した。

近藤は台湾公演が初、野村は3回目。2公演、そして初のファンミーティングも行われ、日本からも200人のファンが駆けつけた。近藤は観客に向かって「皆さん、盛り上がってますか」と呼びかけた後に、歓声を受けて「えっ?」と耳に手を当てた。そして「皆さん、ご協力ありがとうございました」と笑った。中居正広氏の騒動でスポンサーが離れたフジテレビなどで連日放送された「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」のACジャパンCMの再現だ。

近藤は「いつまでやり続けなきゃいけないのかな。でも、期待されるから、今後もやり続けるよ」。なかやまきんに君(46)、ゆうちゃみ(23)とともにACジャパンの話題で取り上げられることに、「微妙だね。『最近、活躍してるね』って言われることが多い」と苦笑いした。

1979年(昭54)のTBSドラマ「3年B組金八先生」で共演して田原俊彦(64)を含めたたのきんトリオでブレークして以来の盟友、野村のギター演奏をバックに熱唱。最後の「また明日」では、「明天再会」(明日また会おう)と大きなボードが掲げられ、野村は「ワー、キャー盛り上がりがすごいね」と笑った。

近藤は1日未明に80歳で亡くなったキャスターみのもんたさんと、昨年暮れに銀座の行きつけの店で顔を合わせたばかりだった。「ちょっと痩せていた。『みのさ~ん』って声をかけたけど『おう』って気付くのにタイムラグがあった」と振り返った。

「10年以上前だけど、その店でみのさんと一緒になって『次、行こう、マッチ』って誘われて、渋谷の店に行って気が付いたら明るくなっていてすごいなと思った」と秘話を明かしてしのんだ。そして「(昨年12月に77歳で亡くなった)小倉智昭さんしかり、みのさんしかり。亡くなられる。自分も去年、還暦になって自分の15年後、20年後…と思うようになった。60歳を過ぎると思うことが違う」と心境を明かした。

自身は新しく挑戦を続ける。来月11日に東京・シアターHで幕を開けるミュージカル「ドリームハイ」に出演する。1989年(平元)以来、36年ぶりの本格ミュージカルに「若い子が主演で、憧れの先輩役。60歳を過ぎたけど『やってやろうじゃないの』という気になった。新鮮だね」と笑顔を見せた。

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