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宝塚音楽学校111期卒業式 総代光田悠那さん「どんな壁も乗り越えていける」


宝塚音楽学校で111期生39名の卒業式が行われた。111期生は高い競争率を突破し、歌、ダンス、演劇を学び卒業に至った。式典には首席の光田悠那さんが総代を務め、中西校長と村上理事長から祝辞が述べられ、「清く、正しく、美しく」の教えや自立、変化を恐れず挑戦することの重要性が強調された。光田さんは感謝の言葉を述べ、今後も宝塚の舞台人として精進する誓いを立てた。卒業生は宝塚歌劇団での入団式に臨み、星組公演で初舞台を踏む。

宝塚音楽学校卒業式を迎え、すみれのブーケを手にする111期生(撮影・阪口孝志)

タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校111期生39人の卒業式が1日、兵庫・宝塚市の同校で行われた。

111期生は22年4月、競争率15・3倍の難関を突破して入学。2年に及び、仲間と励まし合いながら歌、ダンス、演劇などを学んできた。

首席で、小林一三賞を受賞した光田悠那さん(名古屋市)が卒業生総代を務めた。

式典は君が代斉唱に始まり、中西達也校長が式辞を述べ、「今まで以上に自立するとともに変化を恐れず何事にも挑戦し、舞台で演じる姿を通して多くのお客さまに勇気、元気、夢や願望をお届けし、今度は皆さんがあこがれられる存在になることを期待しています。感謝の気持ちを忘れず、『清く、正しく、美しく』の教えのもと、一層精進していただきたい」と門出を祝った。

続いて、宝塚歌劇団と兼任する村上浩爾理事長が祝辞。村上理事長は「今、宝塚歌劇団は変革期にある。改善に向けて取り組んでいる。その目的は歌劇に集中して稽古に取り組める環境を整備している」と歌劇団の環境改善を伝え、「自分の可能性、仲間を信じて、心身の体調管理には気をつけて、素晴らしい舞台人になっていただくために鍛錬してほしい」と語った。

劇団OGの未沙のえる宝友会会長は祝辞で「111年続いた歴史の中で、『清く、正しく、美しく』の教えとともに、あらゆる礼儀作法、人を思いやる気持ちを先輩たちは脈々と受け継いできてくださっている。。それを皆さんも正しく伝えていってほしい」とエールを送った。

総代を務めた光田さんは答辞で「支えてくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱい」。音楽学校時代の教師、後輩の予科生、そして、同期を思い「これから進む道で悩むことがあっても、2年という幸せがいっぱい詰まった時間を思い出せばどんな壁も乗り越えていけると思います」と感謝の言葉。

「みんなで学んだ時間、ぶつかった時間、泣いた時間、励ましあった時間、すべてが大切な思い出で大切な宝物です。これからも全力で走り続けましょう。宝塚の舞台に立つ者としての自覚と誇りを胸に刻み、『清く、正しく、美しく』の教えを守り、宝塚を愛してくださるすべてのお客さまに、舞台から喜びをお届けできる舞台人を目指して精進いたします」と誓いを立てた。

111期生は同日午後以降、宝塚歌劇団で入団式に臨み、劇団へ入団。4月19日に宝塚大劇場で開幕する星組公演「阿修羅城の瞳/エスペラント!」で初舞台を踏む。

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