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明石家さんま(69)が28日、テレビ朝日系の特別番組「徹子の部屋 50年目突入SP」に出演。大竹しのぶ(67)と離婚した理由のひとつだった「価値観の相違」を象徴する「きなこ事件」について語った。
別れた妻だった大竹とのエピソードについて、さんまは「ある日僕が夜中3時ぐらいに『あっ、そや、きなこ食べよ』と思って…」と話すと司会の黒柳徹子(91)は「えっ、きなこ?」と聞き返した。
さんまは「関西人は、きなこ好きなんですよ」と説明し「ほれで、きなこを食べたくなったんで、夜中の3時に着替えてたら、(大竹が)おトイレで起きてこられたんですよ」と語った。さらに「らせん階段で…ほいで、『何してるの?』」と大竹の口調をマネした。さんまが「今からきなこ買いに行くねん、って言ったら『バカじゃないの?』」と会話を再現し、客席もどよめいた。
続けてさんまは「って言われたもんやから、何がバカや、って…。きなこは関西人好きやから、オレ、きなこ好きなの知ってるよね。『明日でいいじゃない』。明日食べたくなくなるかわからんから、今やねん。『どうぞ』。って言うて、きなこ買いにいったことあるんですよ」と話すと黒柳と客席は爆笑した。
オチも説明。「あちこちのコンビニとか回ったんですけど、結局売ってなかったというワケの分からん…そしたら(大竹が)ゲラゲラ笑うという。朝の4時に」と話した。さんまは「というところがズレがきてたんで」と話すと、黒柳は「かわいい、っていえばかわいい」。さんまは「かわいいけど、夫婦になると、そういうところから…ちょっと…えー」と別れにつながった状況を説明した。
ただ黒柳はここで、「じゃ、次のカードいきますね」とバッサリ話題転換。さんまはソファーに上半身から崩れ落ちた。