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橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の27日に放送された第104回の平均世帯視聴率が12・0%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・9%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャーズ」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、永吉(松平健)は大阪の万博公園にある太陽の塔を見に行き、そこで公園案内係の女性(麻生祐未)が子どもの落とした財布を探しているのに出くわし、一緒に探すのを手伝う。一方病院で働く結(橋本環奈)は、重症妊娠つわりで入院している妊婦・麻利絵(桧山ありす)の食欲不振をどうにかしようと、特製のみそ汁作りに挑戦する。麻利絵はみそ汁をおいしいと話し、家族と連絡を取ってみようという。
万博公園の案内係の女性は向井繁子といい、かつて万博が開催されたとき、アメリカンパークのレストランのウェートレスをしていた。永吉は食材をトラックで届けていて知り合った。昔の話をしながら、永吉と聖人(北村有起哉)は少しずつわだかまりが消えていき、聖人は永吉の髪を切る。永吉は家族に囲まれプリクラを撮る。その1カ月後、永吉はこの世を去る。