テレビ朝日が、4月から土曜昼の新しい顔として「ワイド！スクランブル サタデー」（土曜午前11時30分）を放送することが20日、分かった。
女性トラブルなどで芸能界を引退した中居正広氏がメインキャスターを務めていた「中居正広の土曜日な会」の後番組となる。
96年4月にスタートし、現在も同局の昼の看板ニュース番組となっている「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜午前10時25分）の土曜版で、「最新ニュースをあたたかく、鋭く、わかりやすく」という番組コンセプトを継承。MCは入社24年目の松尾由美子アナウンサーと、同16年目の菅原知弘アナが担当し、その確かなアナウンス技術とともに、同局の新たな“土曜の昼の顔”として、最新ニュースや世の中で起きているさまざまな出来事を2時間にわたって（一部地域をのぞく）伝えていく。
松尾アナは「『今日の青空』で心が晴れやかになり、さまざまな問題を深く掘り下げる番組の姿勢に尊敬の念すら覚えていました」とし「まさか自分が担当することになるとは…。見るのとやるのとでは大違いだと覚悟して、大下さんに少しでも近づけるようしっかり勉強しつつ、背伸びせずに等身大で菅原さんと一緒に前に進めていければと思っています」とコメント。「平日の柔らかさと明るい流れを引き継げますように」と続け「もしよろしければ応援いただければ幸いです」とコメントした。
菅原アナは「土曜日の“チーム大下”に加わることになりました。『ワイド！スクランブル』は入社3年目から断続的に担当してきた番組で、1年間の育休から復帰したときにも大下さんやスタッフから『おかえりなさい！』と言ってもらった、温かいマイホームのような場所です。松尾先輩とともに誠実に、丁寧に、前向きにニュースをお伝えしていきます」と話している。
