3月31日スタートの次期NHK連続テレビ小説「あんぱん」のメインビジュアルが19日、公開された。同局は「のぶと嵩の表情が魅力的な1枚です」とPRしている。
今作は「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかしさんと小松暢さん夫妻の半生がモデル。今田美桜（27）が、やなせさんの妻にあたる朝田のぶ役にふんし、夫は北村匠海が演じる。
撮影を担当した須田卓馬氏は「美術、小道具、スタイリング、ヘアメーク、細部にまでこだわり抜いた美術デザイナー伊達さんの演出すべてが、この1枚に詰まっています」と言い、「今田さんと北村さん、おふたりの存在感や表情が、ビジュアルをより魅力的なものにしてくれました」とコメントした。
撮影当日は「台本の中から現れた『のぶ』『嵩』に、ワクワクしながらシャッターを切りました。ワクワクが、皆さんにも伝わり、日本の朝を少しでも明るく、楽しくする一助になればうれしい」と振り返った。
また、デザインを手がけた伊達美貴子氏は「明るく思いのままに突き進むのぶに引き寄せられながら進んでいく嵩の人生！君がいるから僕も頑張れる！」という2人の姿を「メルヘンチックな世界で包み込みビジュアル化しました」と説明した。
あんぱんを手にした北村の背後から、今田が寄り添い笑みを弾けさせるショットになっている。
