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プロフィギュアスケーターの高橋大輔さん(38)とNEWS増田貴久(38)が、アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」(7月5日から3日間、横浜アリーナ)でダブル主演を務めることが16日、分かった。演出を人気ドラマ「SPEC」などを手がけた堤幸彦氏(69)、音楽をLUNA SEAのギタリストSUGIZO(55)が担当する。
「氷艶」はスポーツと日本文化を融合したストーリー仕立てのアイスショー。第4弾となる今回は、高橋の故郷・岡山が舞台の「桃太郎」の元となった「温羅伝説」をベースに大義のぶつかり合いを描く。
「鬼」とされた「温羅」を演じる高橋は、昨年に堤氏らと岡山・鬼ノ城を訪れ作品のルーツをたどった。歴史に触れ「目で見て感じた今日までの歴史を自分なりにひもとき、表現できることを楽しみにしています」と想像を膨らませる。SUGIZOが「全く新しい究極のロックオペラ」を予告しているだけに「すてきな楽曲に合わせ、どのような展開が繰り広げられていくのか、ワクワクしています」と胸を躍らせた。
その“相方”となる増田は「桃太郎」のモデル「吉備津彦」を演じる。スケート経験1回という初心者だが、制作陣の熱量に心動かされてオファーを承諾。「滑れなくてもいいと言っていただきましたが、練習頑張ってみます」と奮闘中だ。高橋から指導を受け「昔から友達だったような感覚でいさせてくれるかっこいい人です! 『増田がいて良かった』と思ってもらえるように頑張ります」と意気込む。音楽活動で培った表現力を氷上で発揮する。 ほか、プロフィギュアスケーターの荒川静香さん(43)村元哉中さん(31)田中刑事さん(30)や、俳優の福士誠治(41)吉田栄作(56)らも出演予定。氷上にエンターテインメントのスペシャリストが集う。