漫才コンビ「ハイヒール」リンゴ（63）が15日放送のカンテレ「ドっとコネクト」（土曜午前11時20分、正午＝関西ローカル）に出演。トランプ米大統領と会談した石破茂首相への評価について言及した。
現地時間7日（日本時間8日）に行われた日米首脳会談をめぐっては、石破首相に対して「よくやった」「うまくいった」と評価する声のある一方で、トランプ大統領があっさりと会場を後にしてしまったことに、石破首相が良好な関係を築けるか疑問視する声も。また、帰国後のテレビ番組での石破首相の発言にSNSで批判が集まるなど、賛否が分かれた部分もみられた。
タレント石原良純（63）は、「世界の中でトランプさんはいっぱい、いろんな難しいことを抱えていて、比較的穏やかなのが日米関係だと思うんですね。だから今、別に日米関係で突っぱねて言うほどのこともないから、先延ばしで良くて」と述べた。
続けて、「でもさっきニュースで、（トランプ大統領が）4月2日から自動車の関税をやるって言い始めたから。これからですよ。ただ、この会談自体はうまくいったんじゃないですか。政治家だって人と人ですから、その中で面識を作るってことから始まっていくのかな」と語った。
番組での取材を通じて石破首相と交流のあるリンゴは、「『よう頑張った』でいいじゃないですか、いったんは。もうケチばっかり付けずに…。やったことはやって、良かったな、って。『これからじゃないですか』って、そんなこと言わんと。よう頑張りはったやん」と擁護。
石破首相をめぐっては、昨年11月に行われたアジア太平洋経済協力会議（APEC）に出席した際、席に座ったままで各国の首脳と握手する様子について「失礼」などと批判する声もあった。リンゴは「あれもプロトコール（＝外交儀礼）で言うと、別にOKっておっしゃる方もおられて。だから批判的な目で見ようと思ったら、何でも批判的になる」と指摘していた。
