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14日放送「おむすび」蒲田が膵臓の腫瘍見逃しで結を叱責するシーンに医師含め疑問の声相次ぐ


NHKの連続テレビ小説「おむすび」第95話で、ヒロインの管理栄養士・米田結が糖尿病患者の膵臓腫瘍に気付かなかったことを責められるシーンが批判の対象に。視聴者は、管理栄養士が膵臓の腫瘍に気づくことなど不可能だと指摘し、医者が責任を負うべきとネットで1400件以上の投稿が殺到。また、血液内科医の中村幸嗣氏も食事療法で膵臓腫瘍由来の糖尿病が改善することはほとんどないと指摘し、ドラマのシナリオに疑問を呈した。物語の現実性や医療現場の描写について議論が巻き起こっている。

東京・渋谷のNHK(2023年10月撮影)

NHK総合で14日に放送された連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜午前8時)第95話の内容をめぐり、疑問の声が出ている。

橋本環奈が演じるヒロインの栄養士・米田結は、担当していた糖尿病患者の磯山八重子(徳田尚美)は、無事に退院したはずが、数日後に嘔吐(おうと)と激しい腹痛で救急搬送された。膵臓(すいぞう)に腫瘍があったことが判明し、医師の蒲田令奈(中村アン)が緊急手術をした。

手術の成功を聞いた結は、蒲田に「良かった、本当に良かった」と声をかけるも「良くない。ちゃんと検査していれば、こうなる前に膵臓の病変に気付けたはず。だから見逃した担当医と看護師、ちびるほど説教しておいた」と言い放たれた。さらに「米田も、食事療法していて、何も気付かなかったの?」と疑問を呈された。さらに、八重子の夫からも「何で、こんなことになったんですか? あなた、言いましたよね。しっかり食事療法すれば元気でいられるって。それなのに…こんな大手術になって。助かったから良かったようなものの、一歩間違ったら妻は死んでいた」と叱責(しっせき)された。

一連のシーンを受け、インターネット上では疑問の声が相次いだ。「管理栄養士が膵臓の腫瘍に気づく病院があったら紹介してほしい」「医者が見立てて管理栄養士や看護師に伝えるのが普通」「膵臓の腫瘍に気づくことまで管理栄養士に求められるんですか?」「食事療法しててなんにも気づかなかったの、て。管理栄養士に膵臓の腫瘍に気づけってそれは無理」など、X上には放送から2時間で1400件もの投稿が寄せられ「膵臓の腫瘍」がトレンドワードとなった。

血液内科医の中村幸嗣氏も、Xで「はっきり言うけど、膵臓腫瘍由来の糖尿病悪化、食事療法だけで改善する事はほとんどない」と指摘。「また外科医が緊急手術後直接主治医、看護師を責める事は理不尽なパワハラ」と蒲田のセリフにも疑問を呈した。さらに「超音波検査で異常なければなおさら まして管理栄養士が責められる事は? 緊急ではない膵腫瘍手術もかなり大変 シナリオ?」と、シナリオに重ねて疑問を呈した。

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