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元フジテレビアナウンサーで現在はフリーアナの近藤サト(56)が11日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜午後11時59分)に出演。白髪染めをやめた理由を明かした。
「いろいろ理由があって、一番大きかったのは、フジテレビに女性アナウンサーとして91年に入社したんですよ。当時まだ、バブルの残り香があって『女子アナ』って呼ばれた時代ですよ」と切り出した。
そして「アイドルみたいなものです、若く、美しいっていうところを求められてて。じゃないと、このフレーム(テレビ)の中に残れませんよ、っていう強迫観念。だからそこにずっと残り続けるためにしがみついてきた」と当時を回想した。
続けて「で、ある日ふと、これは自然の摂理『老化』というものに対してあらがっている、勝ち目のない戦いだっていうことに気が付いて。これは早く降りた方が、自分の精神的にも健康だと思った」と打ち明けた。さらに「人に何て思われるか、っていうことにすごく人は心を砕いてしまう。私は人が何と言おうが、っていうところで一つ抜けた。すごく楽になりました」と補足した。
岐阜県出身の近藤は日大学芸術学部放送学科卒業後の91年にフジテレビ入社。アナウンサーの同期には中村江里子(55)らがいた。
98年9月に退社した。
この日の放送は「年齢による差別-エイジズム」。MCは上田晋也が務め、大久保佳代子、いとうあさこ、近藤サト、譜久村聖、コラムニスト前川裕奈氏が出演。男性ゲストは浅利陽介。