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<RISE:VOA>◇11日◇東京・大手町三井ホール
宮迫博之(55=TARGET SHIBUYA)がキックボクシングに初挑戦し、大会への参戦経験を持つPTA会長の若林元樹(50=トイカツ道場)と2回戦(1分30秒、67・5キロ以下契約)で対戦。デビュー戦は黒星スタートとなった。
宮迫は、今年1月5日に自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」で配信した24年8月に収録した動画の中で、元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏(52)からRISEへの参戦を提案された。「宮迫ですッ!」の再生回数が低下していることが理由だった。鈴木氏からは「半年でも1年でもいいけど、運動神経いいし、めちゃくちゃ頑張って半年後に大会に出るということとかを、宮迫さんが見せてくれたら、応援するおじさん、頑張って欲しいという人も増えると思う。そういうことをやったりとかしないと本当に変わらない気がします」と懇々と説明された。
宮迫は「格闘技、1回、ほんまにやろうかなっていうのがあったんですけど、嫁に泣きながら『離婚する』って言われたんで、いくら説得しても多分、無理やと思うんですよ」と、以前に妻から格闘技への挑戦を猛反対されたと告白。ただ、今回は妻に「膝当てとか全部、あるしグローブも通常より大きい。大丈夫だからということも説明し、OKをいただきました」と、安全管理面も問題ないことを伝え、キックボクシング挑戦の許可を取ったと説明した。
24年10月に練習を開始し、元RISEヘビー級1位の羅王丸がトレーナーについた。ただ、高校時代のサッカーで損傷した両膝の具合が悪く、水中でのトレーニングを駆使するなど、練習から試行錯誤を余儀なくされた。さらに、24年末にインフルエンザに感染して仕事を全てキャンセルするほど体調を崩し、練習もままならず試合延期の危機もあった。
それでも、試合前々日の今月10日に配信した動画では、ワークウエアブランド「UNIVERSAL OVERALL」に、特注でキックパンツを作ってもらったことを報告。「宮迫ですッ!」の刺しゅうを見て、笑みを浮かべた。さらに、品川庄司の品川祐(52)と庄司智春(49)と練習し、元キックボクシングのISKA世界ライト級王者で格闘家の皇治(35)との特訓の様子も紹介していた。