歌手二見颯一（26）が11日、東京・中央区の日本橋三井ホールで、19年3月のデビュー以来初めてのバレンタインコンサートを行った。
バレンタインデーの思い出は「学生時代にチョコレートをもらいましたが、驚いたのは高校時代に女性の教頭先生からもらったこと。バンドの他のメンバーは学生のファンが多かったけど、僕のファンはなぜか先生が多かった」に苦笑いだった。
3年前から、同じ若手演歌界の辰巳ゆうと、新浜レオン、彩青、青山新の5人で「演歌第7世代」として一緒にコンサート活動などを行っている。「鼓舞しあいながらやっています。飲みに行ったりして熱く演歌を語っています」。
その中から、新浜が昨年の紅白歌合戦に初出場した。「とてもうれしかった。5人のメンバーでお祝いをしたし、自分もより一層、新浜レオンのファンになりました」。今年は「去年よりもドシッと構えて『二見颯一』というジャンルを確立したい。いろんなことに挑戦して、失敗を生かして成功を増やしたい。演歌と民謡をしっかりとやって、年末には花を咲かせる。大みそかのステージに新浜レオンと一緒に立ちたい」と紅白出場に闘志を燃やした。
この日は2公演で約1000人を動員。冬晴れの天候と同様、晴れやかに25年のスタートを切った。
