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堀潤氏、NHKの「大改革」回顧 海老沢勝二元会長は「革新的なことも言ってた」


元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏は、フジ・メディア・ホールディングスの問題を受けて、NHKの過去の人事問題を振り返りました。日枝久氏に対する批判が強まる中、堀氏は自らの新人時代、会長の海老沢勝二氏に改革を求めた経験を回顧。2005年の海老沢氏辞職後には、放送界に大きな変化が生まれたと述べました。堀氏は、日枝氏に対する批判についても、冷静で詳細な議論の重要性を強調し、次の一手を選ぶための建設的な議論が必要だと訴えました。

堀潤氏(2024年5月撮影)

元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏(47)が8日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西ローカル)に出演。フジテレビの問題から、過去のNHKの人事問題について回顧した。

フジテレビをめぐっては、フジ・メディア・ホールディングスの株主である米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが3度目の書簡で、取締役相談役の日枝久氏(87)の辞任を要求していることが明らかになっている。

書簡では、日枝氏について「なぜたった1人の独裁者がこの巨大な放送グループを40年近くも支配することが許されてきたのか」などと強い言葉で批判している。

2001年にNHKに入局した堀氏は、「約20年前、僕がNHKで新人だった頃、同じことがありました」と切り出した。

当時、NHKでは海老沢勝二氏が会長を務めており、「いろんな不祥事があっても、(海老沢氏が)動かないから、局長室まで行って『辞めさせてくださいよ、辞めさせないと若手がどうなるんですか!』って言って、最終的には大改革が起きて」と2005年に海老沢氏が辞職し、大きな変化があったと触れた。

ただ、その海老沢氏について「でもあれから20年たって、海老沢さんが言ってたことって、当時すごい先端だったなって思うこともいっぱいあって。24時間ニュース放送にするべきだとか、放送と通信を融合して、たとえばNTTとNHKだって一緒でいいんじゃないかとか、実を言うとすごい革新的なことも言ってたんですよ」と振り返った。

日枝氏をめぐる批判にも、「だから、何が守るべき進めることで、何が変えなきゃいけなかったことなのかっていう、ちょっときちんと冷静な解像度の高い議論をしたうえで、次の一手をみんなで選んでいくっていう」と建設的な議論について指摘していた。

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