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尼崎で桂米朝さん特別展開幕、息子の米団治「米朝の業績、功績を知って」


落語家桂米団治が、父である桂米朝の特別展「桂米朝 噺家の姿」のオープニングセレモニーに出席しました。米朝は、戦後に消えかけていた上方落語を復興し、「上方落語中古の祖」として称賛されています。尼崎市に住み、同市の名誉市民であった米朝を写真や絵画、ゆかりの品々で追悼するこの特別展が開催されています。今年は米朝の命日に関連した「米朝十年祭」や、生誕100年記念の落語会など様々な催しが全国で予定されています。米団治はこれらの催しが彼の記憶を若い世代に伝えられることに感謝の意を表し、米朝の業績が広く認知されるよう願っていました。特別展は3月23日までです。

「桂米朝 噺家の姿」展であいさつする桂米団治(撮影・阪口孝志)

落語家桂米団治(66)が8日、兵庫・尼崎市総合文化センター美術ホールで開幕した、2015年に89歳で亡くなった父桂米朝さんの生誕100年・没後10年特別展「桂米朝 噺家の姿」のオープニングセレモニーに出席した。

戦後、滅びかけていた上方落語を継承、復興させた功績で「上方落語中古の祖」とたたえられる米朝さんは、尼崎市に住み、名誉市民の称号を授与された。同展では、そんな米朝さんを写真と絵画、ゆかりの品々を通して感じることができる。

米団治は「米朝は、ちょっとひねった笑いが好きな人でございました。『落語はものを斜めから見る。そこに笑いが来る』と時々申しておりました。そんな米朝の姿をここで感じていただければ幸いです」とあいさつした。

今年は命日の3月19日に「米朝十年祭」(サンケイホールブリーゼ)が行われるほか、全国各地で生誕100年記念落語会や米朝展の開催など、さまざまな催しが予定されている。

米団治は10年の歳月に「米朝を知らない若い世代の人や、かつて記憶にあった人でも記憶から消えていく。『米朝って誰?』と忘れられていくのが寂しい」としんみり。

それだけに、さまざまな催しが行われることを「ありがたい」と感謝し、「10年を期に、米朝の業績、功績を多くの人に知っていただきたい」と話していた。

特別展は3月23日まで。

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