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水原一平被告裁判見てきた国際弁護士「日本で強制執行させる裁判手続きを大谷選手がしないと」


水原一平被告が銀行口座詐欺と納税申告の虚偽罪で禁錮4年9カ月の判決を受けた。検察の求刑通りの判決となり、村尾卓哉弁護士は水原被告側がギャンブル依存症を犯罪の原因として主張したが、裁判所はこの問題が個人の責任にあり、依存症は直接の原因とは見なされないと判断したと解説。また、26億円の賠償金については現実的に返済困難とされ、大谷翔平選手が行動を起こすかどうかが注目されている。代わる手続きを踏む可能性もあるがメディアへの影響も考慮され、現状では静観する可能性が高い。

禁錮4年9カ月判決を受けた水原一平被告(ロイター)

国際弁護士の村尾卓哉氏が7日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に生出演。ドジャース大谷翔平投手(30)の元通訳で銀行口座詐欺と納税申告の虚偽罪で問われていた水原一平被告(40)が禁錮4年9月で判決が下されたことについてコメントした。

検察の求刑通りの判決になったことについて、村尾氏は「水原氏側としてはギャンブル依存症が罪のきっかけになったということをおしていたが、裁判所としては検察が主張する通り、ギャンブル依存症が影響したから犯罪に手を染めたわけではなく、自身の問題であるということで求刑通りの判決を下したと思います」と話した。

MCの石井亮次(47)から「日本では求刑の八掛けということもありますが、ぴったり求刑通りということなんですね」と語りかけると「司法取引で、ある程度の検察としての最低ラインが4年9月。水原氏側の最高ラインだった。それに合う形で裁判所も判決を下した」と説明した。

石井から「賠償は26億円。月の稼ぎの10%、もしくは200ドル…3万円のどちらか高い方。計算したんですが、7000年ぐらいかかる。村尾さん、これは返せる範囲でお願いしますね、ってことですか?」と問うと、村尾氏は「ない袖は振れぬということなので、ない場合にはしかたがないです」。

さらに「(賠償に関して)あえて大谷選手が『もうええわ』と言うかどうからないですけど、本当に回収しようとしたら、(水原被告が)日本に強制帰国させられた後に日本で裁判をおこして、米国の裁判を強制執行させないといけないとか、大谷選手側が手続きをとらないといけなくて、そこまでしない、あえて放っておくとメディアにも注目される。5年後、とっくにほとぼりがさめた時にそういう話が出てくるというのは、もしかしたら望まないかもしれませんが、明確に『許す』まで言うことはないと思う」と話した。

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